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2017/02/13

エンジニアインタビュー:開発リードエンジニア 田中公平

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開発リードエンジニア
田中公平
2016年2月入社 31歳

「受託開発も自社サービス開発も」欲張ったら出会ったAPC

「受託開発って面白いんですよね。でもサービスも立ち上げてみたい。
どちらも出来るというのがAPCに入社を決めた理由です」

学生の頃からサービスを立ち上げることに興味があった。
しかし、企画ができても作れなければ意味がないと考え、エンジニアを目指しIT企業への就職を決めた。

とにかく早く色々なことを経験したくて、新卒で会社を選ぶ際に重視したのは”年功序列じゃなく、実力に合わせて裁量を貰えること”だった。
結果、受託開発をメインとする小規模なSIerに入社し、テレビ局向けシステム、賃貸検索サイトなど、色々な開発に携わった。

「扱ってきたものは一概にコレって言えないんですけど、飽きないんですよね。
それが受託開発の面白いところだと気付きました」

入社してから6年が経ち、キャリアアップのために転職を決意。
会社を選ぶポイントは新卒当時と変わらないが、今回は”受託開発をやりながら自社サービス開発が出来る仕組みがあること”が加わり、APCに出会った。

やりたいことはただ一つ「お客様のために良いモノを作る」

「役員との面接で『この会社は夢を持ってる』ってことが伝わってきました。『自分が入ってもっとよくできるんじゃないか』とも思ったんです。あとは、受託開発をやりながら自社サービスを考えれる仕組みがあるのも決め手になりました」

なぜ受託開発と自社サービス開発を両立したいのか。

「”受託開発”とか”SI”って『古臭いイケてない業界』みたいに言われたりするんですよね。自社サービス開発の方が『新しくてカッコイイ』みたいな。でも、受託開発と自社サービス開発って、目指すところは同じだと思うんです」

受託開発は顧客の要望に応えるために良いモノを作り、自社サービスは顧客となり得るターゲットを想像しながら良いモノを作る。結局”お客様のために良い物を作る”という意味で違いはないのだ。

「サービス立上げは昔からの目標ではあったんですが、受託開発で良いものを作るのにも、その経験は役立つと思って」

こうして田中はAPCに入社。現在2つの案件のPMを担当している。
1つは顧客のポータルサイトのフルリプレースで、11名体制で1年半かかる大型案件。
もう一つは、WebRTCを使ったビデオチャットサービスの開発だ。こちらは技術的にかなり難易度の高い案件のため、エースエンジニアとともに田中も技術調査をしながらPMを務めている。

「技術にはすごく興味はあるんですけど、プレイヤーでいたいとは思ってなくて。コードは家でガリガリ書いてるんで、仕事では家ではできないマネジメントをやっていきたいって思ってます」

反面教師が生んだ”卓越したお節介”

「前職の一番最初の案件でプロジェクトマネージャーをやったんです。新卒で4月に入社して、6月から1年半つづいたんですが…地獄でした(苦笑)」

案件配属の2か月後、前任のPMが突然辞めてしまったのだ。
顧客との打ち合わせに毎回参加していたから、という理由だけでPMを任された。
引継ぎもなければ、ドキュメントもそろっていない。それでも先輩たちに仕事を振らなければならず、顧客からは毎日お叱りの電話がくる。上司に「これ以上出来ません」と泣きついたが放置され、1年半後、顧客から切られるような形で案件は終結した。

「とにかくつらくて『こんな経験は誰にもさせたくない』と強く思いました。逃げ出すPMや放置する上司、サポートしない先輩… そういう人たちを反面教師にしていこう、と」

こうした経験を持つ田中の強みを、同僚の三浦は”卓越したお節介”だと言う。

「この業界は案件さえ進めば必要以上に人と関わらない、というスタイルの人が少なくありません。でも彼は、他チームのメンバーが連日残業しているのを見て、事業部長をはじめとしたリーダー陣に声をかけ、体制の再編を起こしました。ただのお節介じゃなくて”組織を変える程のお節介”なんです」

エンジニアの仕事は、チームでやっていたとしても作業自体は孤独なのもだ。だから、一人で抱えてしまいがちになる。

「自分はだいぶお節介なので、これを活かさない手はないって思ってます。自分がお節介を焼くことで、孤独なエンジニアを生まないようしたいんです」

良いモノをつくるのに必要なチーム

良いモノを作るために必要な要素の一つとして、田中が重視しているのは”フラットなチーム”だ。

「どの業界もそうかもしれないけど、経験が長い人やスキルの高い人は発言力が強い。でも、それだけだと”面白いアイディア”って生まれないんです。経験がないからこそ思いつくことや疑問が”面白いアイディア”に繋がることがあって、だから経験も立場も関係ないフラットなチームであることは重要なんです」

そのチームの一員としてお客様にも参加して頂く。それが最終的に目指す”フラットなチーム”だと言う。

「こういうのもNeoSIerの一つの形だと思うし、それをAPCで実現したいと思ってます。手法は色々あると思うけど、とにかく『良いモノを作りたい』って想いに共感してくれる人にJoinしてもらえるといいですね」

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