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2022/07/19

「やりたいこと」軸を持ち、それができる環境をフル活用する~インフラエンジニアを経て、念願のソフトウェアエンジニアへ~

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2018年に新卒で入社し、現在はUniversal Product-development Sectionの室長を務める井上さんは、入社から4年という短い間に4回の選択と挑戦を繰り返し、インフラエンジニアを経て現在のポジションに就き、入社前からやりたかったという「プロダクト開発」に挑戦中です。

そんな彼の選択と挑戦をブレないものにしたのは、「やりたいこと」という軸だと言います。

今回は、井上さんがその軸によってどんなキャリアを歩んできたのか、インタビューをしました。

ソフトウェアのはずがインフラに?!想定外の事態の中でも「自分にとってのプラス」をみつける

-簡単な自己紹介をお願いできますか?

2018年に新卒で入社した井上です。大学院では情報工学とプロジェクトマネジメントを学び、他の大学と共同でプロダクト開発をしていました。
今は、今年立ち上げたUniversal Product-development Sectionの室長を背任していて、ゼロからのプロダクト開発に挑戦しています。顧客から「これが欲しかったんだ!」って言われるような価値を作り出すために奮闘中です。

-井上さんは大学院ではプロダクト開発をされていて、就職時もそれができることを軸にされていたと聞きました

はい、APCにもソフトウェアエンジニアとして入社する予定だったんですが……

-「だった」というと?

実は、内定受諾をしたあとAPCの開発チームが縮小することになってしまい、目論見が外れてしまったんです(苦笑)。APCはメインがインフラなので、そのまま入社すればインフラエンジニアとして進んでいかなければならない状況で、どうしようかと悩みました。でも、開発をやっていくにしてもインフラを知っておくと、理解が深まると考えたため、「一回やってみよう」って思って予定通りAPCに入社しました。

-すごいポジティブシンキングですね!でも、いばらの道だとは思いませんでしたか?

はい、少し思いました(笑)。内定を辞退して第2新卒みたいな形で開発系の会社に行くこともできたと思うし、もしかしたらその方が当時やりたかったアプリ&Web開発などができたかもしれません。ただ、インフラも少し興味があり、実践を通してインフラを知りたかったという気持ちもありAPCで働くことを決めました。大学院でもしっかりとネットワーク機器やサーバーの構築をやったことはなかったので、実践で修羅場をくぐったらスキルアップできるかなという思いもありました。たとえ失敗したとしてもその経験は無駄にならないし、結果的に面白い生き方ができると思うんですよね。

遠回りかと思いきや、目指す姿にちゃんと近づけた

-不確定な状況を楽しんで、積極的にチャレンジしていくから、人生が面白くなると。

はい。新しいことや厳しい環境に挑戦することが好きなので、結果的に良かったです。あとインフラの必要性については、色々な勉強会とかで知り合ったエンジニアの方々の影響が大きかったと思います。コードも書けてインフラも作れるっていうスーパーマンみたいな人が結構いたんです。私もネットワーク機器やクラウドを触ったりはしてたんですが、インフラをいじるのってお金がかかるんですよね。それに独学だと学習効率も悪い。でも、業務であれば環境もあるしノウハウや知見を持った人たちと一緒に働けるので、そうやって学ぶほうが効率的だと思ったんです。

-社内にはインフラのプロフェッショナルがゴロゴロしてますからね

そうなんです。実際、この選択は正解でした。L2・L3スイッチ、ファイアウォール、ロードバランサーなど一通りのネットワーク機器の構築に携わらせてもらい、データセンターにも行きました。本やネットで得た知識はどこかふわふわとしていたんですが、この経験で具体化していくのがとても面白かったです。あの6ヶ月間で、学生の時には考えられないくらいの経験を得ることができました。

-その後は?

クラウド案件に約1年、新規で立ち上がった社内サービス開発のチームに約3年、そして今の部署になります。
やりたかったプロダクト開発に携われるようになったのは、入社から1年半後の社内サービス開発のチームに入ってからですが、最初の案件でネットワークの基礎をしっかりと学び、次の案件ではクラウドに携わることができ、ソフトウェアエンジニアとして持っておきたいと思っていたインフラの知識と経験を積むことができました。

「やりたいこと」が選択の指針に

-入社時の目論見通りですね!とはいえ、開発からいきなりインフラに転向されているので、新たに学ぶことばかりで大変だったと思います。業務も忙しい中、どうやってその時間を作ってきたんですか?

基本は気になったことがあれば調べます。納得するまで気が済まないタイプなので、隙間時間にスマホで調べたり。私の場合、やりたくないことをやろうとすると「頑張って時間を作る」という発想になりあまりやる気がでません。なので、やりたいことから必要なことを洗い出して学んでやっていました。私には「プロダクト開発」っていうどうしてもやりたいことがあるので、それを実現するために今何ができるかを考えて、本を読んだりSNSで情報を集めたり資格を取ったりしているんです。苦手な分野だとしても、やりたいことのために必要であればそんなに苦に感じないというか……なので、頑張って時間を作っているっていう感覚はないんです。

-やりたいことが行動の軸になってるんですね

はい。異動するときも、何を選択すればやりたいことに近づけるのかを常に考えていました。ありがたいことに、異動のタイミングで毎回魅力的な選択肢をもらってきました。ネットワークのスキルをより深める道、リーダーとしてキャリアアップ、軌道に乗っている自社プロダクトの開発……
悩むこともありましたが、最終的には「プロダクト開発」への道としてどれがBestなのかを考えて選択してきました。

自分で手を挙げ、自ら飛び込む

-そうやって軸が明確になっていると、上司や周りの人たちもサポートしやすそうですね

そうかもしれません。今考えていることややりたいと思っていることは、周りの人、特に上司には話すようにしていましたし、「やりたいです」って言うだけじゃなくて、そっちに進むための準備は常にしてきました
APCの特徴だと思うんですが、「やりたい」っていうことを尊重してくれる。これまでも、もらった選択肢を選ぶ時に「会社としてはこうして欲しい」というのはなくて、「井上さんがどうしたいのかで決めていいよ」っていうスタンスでいてくれる。だから、やりたいことを明確に持ってる人にとって、APCはすごく働きやすいと思います。

-言ったもの勝ち、手を上げたもの勝ち、って感じですね

今のUniversal Product-development Sectionは、異動のタイミングで主幹の執行役員に直談判に行ったし、その前の社内サービス開発は公募だったので、募集のメールを見た2秒後に申し込みをしてました。
全部自分で選んだことなので、今は苦労も含めてやってること全部が楽しいです。

-なんかもう、眩しいですね(笑)。では、最後に井上さんから就活中の学生さんにアドバイスをお願いします

2つあるんですけど、まずは「自分のやりたいことを明確にして軸を持つ」こと。自分のWillで選択肢を選んでいくには、やっぱり自分の軸が必要。そうじゃないと他責というか、やらされてる感じになってどんどん面白くなくなってしまう。だから、自分の軸をしっかり持つってすごく大事だと思います。

もう一つは、「ギブしてテイクする」こと。めちゃくちゃすごい天才でもない限り、周りの人に力を貸してもらう必要ってかならずあると思うんです。いざという時に力を借してもらうためにも、自分から先に周りの人に力を貸して信頼関係を作っておくことが重要で、それが自分の夢を叶える近道だと思います。

-ありがとうございました!

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