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2025/06/04

授業に、カプセルトイ!?「手のひらネットワーク機器」が大学の学びを変える

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エーピーコミュニケーションズが企画・総合監修したカプセルトイ「手のひらネットワーク機器」。
もうすぐ第3弾が発売となります。
https://www.ap-com.co.jp/blog/archives/11406

ネットワーク機器をリアルに再現したこのカプセルトイを、大学の授業でご活用いただいているという噂を聞き、実際に授業に取り入れてくださっている 長崎県立大学シーボルト校の岡田教授に、導入のきっかけや活用方法、学生の反応についてお話を伺いました。


岡田 雅之(オカダ マサユキ)教授
長崎県立大学 シーボルト校 情報システム学部 情報セキュリティ学科
一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)技術部勤務を経て、2020年4月から現職。
ZEN大学教授、東邦大学理学部訪問教授、長崎大学非常勤講師、一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター 理事等を兼務。千葉県出身

きっかけは“ネットワーク界隈”のザワつきから

――まず、この「手のひらネットワーク機器」を知ったきっかけを教えてください。

岡田教授:私は、ネットワーク運用者のコミュニティや、コンピュータネットワークを研究する大学の教員と積極的に交流をしています。2023年の5月〜6月頃に、SNSや懇親会などで「ネットワーク機器メーカが監修しているがちゃがちゃがあるらしい」と話題になっていたんです。
それで実物を見て、その精巧さに感銘を受けました。正面だけでなく、背面のファンの口までこだわられていて、本当にすごいなと。

教材としての活用、実は「直感」から

――このカプセルトイを“授業で使ってみよう”と思ったのは、どういった経緯からですか?

岡田教授:このカプセルトイを見たときに、「学生の環境構築の演習に使えないか」と思いつきました。
最近の学生は、クラウド環境での学習が中心で、実際のネットワーク機器に触れる機会がないんです。
このカプセルトイを使ってケーブル配線やラックマウントなどネットワークや物理層に触れることが、この分野への進むきっかけになるのではないかと思い、活用することにしました。

「今日はラックを組み立てるぞー」で学生がワクワクする


――実際に授業で使ってみて、学生さんたちの反応はいかがでしたか?

岡田教授:学生のくいつきが全く違います(笑)。
もちろん、クラウドの環境プロビジョニングも非常に魅力的だと思うのですが、「今日はラックを組み立てて、ルータをマウントするぞ」と言うと、“これから何が始まるんだろう?”といったワクワクした表情になるんです。
学生の進路も、情報通信、ISP、データセンターなどに興味を持つ学生・若者が増えていて、この授業が“気づきのきっかけ”になっている実感があります。とにかく様々な学生がとても興味をもっています。

カプセルトイが生んだ学びに、感謝を込めて

――最後に、このカプセルトイ企画に込めた私たちの想い「ITインフラ業界をもっと盛り上げたい」に対して、一言いただけますか?

岡田教授:まず、こうしたネットワーク機器のミニチュアを発案・商品化したこの企画に敬意を表したいと思います。
私たち教員だけでなく、現場のエンジニアや学生が、人にネットワークを説明したり、興味を持つきっかけとして活用しているのはとても素晴らしいことです。
今後も、さまざまなネットワーク機器のカプセルトイが出てくることを楽しみにしています!

私たちの想いが届いていました

「ITインフラ業界をさらに盛り上げたい!」という想いから始まった「手のひらネットワーク機器」。
教育現場でも、「ITインフラを伝えるためのリアルなツール」として価値を発揮していることを知って、とても嬉しく感じています。
ご活用いただき、本当にありがとうございます!

エーピーコミュニケーションズでは今後も、ITインフラの魅力を伝える活動を継続していきます。
こうした現場の声が、私たちの原動力です。
皆さんの周りでもご活用事例をがあれば、ぜひお話を伺わせてください!

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