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2023/07/03

ダイバーシティ研修を実施しました

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2020年から始めたダイバーシティ研修も3回目となりました。
前回まではLGBTQ+をメインテーマとした「知識を得るための研修」でしたが、DE&I推進室を立ち上げたことを機に、今回からは「実践するための研修」と位置づけ、LGBTQ+に限らずDE&I(Diversity,Equity and Inclusion)を進めるにあたり、私たちが実施すべきネクストアクションを考えるための研修へとステップアップすることにしました。

講師はインクルージョンセンセイ代表の金由梨さんにお願いしました。

<金由梨(Yuli Kim)さんプロフィール>
東京育ちの在日三世。学習院大法学部卒、2010年ワシントンDCで同性婚。現在はオランダにて3児の子育て中。
経営学修士修了(MBA)、ヒューマンリソースマネージメント(人事)修士修了。
19年インクルージョンセンセイ(INCLUSION SENSEI)設立。ダイバーシティー・インクルージョンに関するコンサル、LGBT研修講師など、幅広く活動中。

今回の研修の中で金さんは、一言で「ダイバーシティ」と言っても、見える(表層)ダイバーシティと見えにくい(深層)ダイバーシティがあり、誰もが何かしらの属性や特性を持っていて、「ダイバーシティ アンド インクルージョン」とは「誰もが働きやすい職場環境を目指す取り組みを継続すること」だと説明してくださいました。

そして、「誰もが働きやすい職場環境」を作るうえで心理的安全性がどれだけ重要なのか、逆に色々な属性・特性に対する無意識の偏見(アンコンシャスバイアス)がどのようにそれを阻害するのかについて、ご自身の体験や色々な企業の事例などを交えてお話し頂きました。


在日三世、LGBTQ+、海外在住という金さんの視点から、日本よりもDE&Iの進んでいる海外の状況についてお話しを聞けたのも、学びが大きかったです。

<受講者の感想>

・心理的安全性が保たれることによって、個人のパフォーマンスが向上することが分かった。心理的安全性は、誰かのアンコンシャスバイアスによって損なわれてしまう可能性が大いにある。このアンコンシャスバイアスを極力なくすためにもダイバーシティの考え方は重要であり、会社でこれを実現することができれば、ビジネスプロフィットにつながるということが分かった。

・PJメンバーの性格を直近の言動から決めつけずに、その人自身の全体像をつかんで強みをいかした仕事ができるようにサポートしてあげないといけないなと考えを改めることができた

・ダイバーシティと言えば世の中でよく言われている性別や国籍などの表層的ダイバーシティのことをイメージしていたが、性格や考え方など、もっと色んなところにあると分かったため。
自分と他人は違うのだから、自分と違うところがあっても否定してはいけないと思ったし、自分が人と違っていても、自分を否定することなく個性として自己受容しようと思った。

・今までこのような研修は社会人として気をつけなければならないこととして受け取っていましたが、自分が自分らしく生きるための考え方であるということに気がつきました。

・自分の考えに瞬発力が無いことに悩んでいたけども他人よりゆっくりでいいんだと最近思うことがあり、間違っていなかったんだなと思った。苦手なことは苦手だし、得意なことは得意だしそれもそのままでいいんだと。

・管理職などで意図的に女性枠を設ける必要性についての考え方をダイバーシティを推進する側の人から聞けたのは有意義でした。

今回で3回目ということもあり「忘れていたことを学び直した」といった感想や、深まった理解を具体的に書いてくれているコメントが多くなってきており、少しづつ浸透・定着しつつあるように思います。
個人的には、今回の研修で「誰もが働きやすい職場環境」の「誰も」の中に自分も入っているんだ、という認識を持ってくれた方が出てきたことがとても嬉しかったです。

「誰もが働きやすい職場環境」を目指し、学びをネクストアクションにつなげていきます。

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