ネットワークテスト自動化により短時間で確実にテストを行う方法をお伝えします。

NWインテグレーターの現場が今、行うべき働き方改革手法
Firewall・ネットワークの構築、負荷テストを日常的に行っており、テストに課題を抱えている方を対象にしたウェビナーです。

NEEDLEWORK 製品紹介・デモンストレーション

当社で開発・販売をしている、ネットワークテスト自動化製品「NEEDLEWORK(ニードルワーク)」の製品紹介を行います。デモンストレーションを中心にご紹介しますので、製品の利用方法等をイメージしていただく事ができます。

 

NEEDLEWORK ユーザー事例

AWS株式会社

AWS株式会社 様

規模の大小に関わらず、
すべての案件で活用していきたい

AWS株式会社

NEEDLEWORK導入前の課題

  • テスト環境構築に非常に多くの工数がかかっていた

  • テスト担当者の持つ経験やスキルによって通信テストの品質にバラツキが出ていた

NEEDLEWORK導入の効果

  • 時間の短縮と作業品質の向上を同時に実現できた

  • テスト結果やエビデンスをしっかりと残し、テスト品質を一定に保てる

規模の大小に関わらず、
すべての案件で活用していきたい

AWS株式会社
取締役 坂田 様
ソリューション本部 ソーシャルソリューション部
課長 夏野 様
エンジニア 信高 様

富山県に本社を構え、地元・北陸はもちろん、首都圏にも多数の顧客を有するAWS株式会社は、ソフトウェア開発とITインフラを柱に、成長を続けているIT企業です。今回は、取締役の坂田様と同社でITインフラの導入サービスを担当されている夏野様、信高様(以下、敬称略)から、NEEDLEWORK導入前に抱えていた課題と導入後の効果についてお話しを伺いました。

AWS株式会社とソーシャルソリューション部様の業務概要をお聞かせください

坂田:当社は1985年に創業し、ソフトウェア開発とITインフラを柱とする独立系のシステム会社です。メインのお客様は北陸や新潟地域の自治体や製造業の企業様です。

夏野:私と信高が所属するソーシャルソリューション部では、ITインフラの導入をメインで担当しています。15人ほどが所属しており、20代の社員が8割を占めています。

NEEDLEWORKを導入された経緯をお聞かせいただけますか

坂田:当社は非常に若手社員が多いため、組織拡大にあたって管理職を増やしていくには、管理職候補者の成長だけではなく、後輩エンジニアにも管理職候補者のエンジニアリング業務を巻き取れるよう成長してもらう必要があります。しかし、エンジニアは一朝一夕で育成できるものではありません。若手エンジニアが少しでも早く先輩の業務を巻き取れるようにするには、ネットワークの構築やテストの自動化などの効率化が必要だと考えツールを探していたところ、NEEDLEWORKを見つけたのがきっかけでした。
エーピーコミュニケーションズ(以下、APC)さんのことは、お付き合いのあるディストリビューター様から聞いていたこともあり、今年の1月に問合せをさせていただきました。

NEEDLEWORKをお使いになった感想や効果をお聞かせください

坂田:実際にNEEDLEWORKを使用したのはとある自治体様の案件で、仮想基盤の載ったハイスペックサーバーやオールフラッシュのストレージ、ファイアウォールや10Gスイッチなどのネットワーク機器、端末500台などを総リプレースするという大規模な案件でした。個人情報も取り扱うシステムでしたので、通信は厳密に制御しなければならず、ファイアウォールなどのネットワーク機器の設定に間違いがないことを、通信テストで全て確認する必要がありました。

夏野:NEEDLEWORKを導入する前の通信テストは、テスト仕様書の作成から始まり、スイッチやルーターなどを用意して本番環境と同じネットワーク構成や、DNSサーバーやWebサーバといったテスト環境を構築し、通信テストの内容に応じてテスト環境を組みかえながら通信テストを実施して、そのテスト結果を整理する、といった流れで実施していました。
今回の案件は500程の通信テストが必要だったので、これまでの方法であれば12~13日かかっていたと思います。

信高:NEEDLEWORKを使った場合は、テスト仕様書の代わりにNEEDLEWORKに取り込ませるためのテストシナリオを作成します。これはテスト対象機器のコンフィグをベースにして作成するのですが、APCさんが無償で提供している自動シナリオ作成ツール(※)を使ったので、4時間ほどで作成できました。テスト環境の構築は、NEEDLEWORKにファイアウォールなどのテスト対象機器を繋ぐだけで完了です。今まではこれだけで4~5日かかっていたので、すごく楽になりました。そして、テスト自体はほんの数分です。テスト結果が想定と違った場合も、シナリオやコンフィグを見直して簡単に再テストができました。シナリオ作成から通信テスト完了までにかかった時間は7~8時間くらいでした。

※自動シナリオ作成ツール・・・ファイアウォールのコンフィグ・ログからシナリオを生成する支援ツール
https://support.needlework.jp/scenario_tools

夏野:本格導入の前に評価用ライセンスでNEEDLEWORKの検証をしたのですが、0からシナリオを作成するのは少し難しく苦戦しました。ただ、自動シナリオ作成ツールもありますし、もしこのツールが対応していないとしても、これまでテスト仕様書作成や環境構築に費やしていた時間や労力に比べれば、シナリオ作成にかかる時間はたかが知れています。ノウハウを貯めていけば、他のメンバーにも展開できますしね。 若手が多いため、テスト担当者の持つ経験やスキルによって通信テストの品質にバラツキが出てしまうことが課題になっていましたが、NEEDLEWORKによってテスト品質を一定に保ち、結果もエビデンスもしっかりと残せるようになるので、この課題に対しても大きな効果を発揮してくれると感じています。

坂田:約12日かかっていたテスト工程が1日に短縮できるというのは、経営面からみても大きな効果ですね。 今回は大規模な案件で使用しましたが、規模の大小に関わらず全案件でNEEDLEWORKを使うのが良いと思っています。規模が小さいと「このくらいなら手作業でやってもいいか」と考えてしまいがちですが、それでミスが起きてお客様にご迷惑をかけてしまっては意味が無いので、慣れるまでは多少面倒でもNEEDLEWORKを使うことを推奨していきたいです。

取材日 : 2023年10月12日

AWS株式会社

AWS株式会社

AWS株式会社は、ソフトウェア開発とIT基盤開発を柱に、成長を続けている富山のIT企業です。
業務アプリケーションの設計・開発、システムの導入・保守、サーバ基盤・ネットワーク基盤の構築、保守を提供しています。

https://awsnet.co.jp/

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