ネットワークテスト自動化により短時間で確実にテストを行う方法をお伝えします。

NWインテグレーターの現場が今、行うべき働き方改革手法
Firewall・ネットワークの構築、負荷テストを日常的に行っており、テストに課題を抱えている方を対象にしたウェビナーです。

NEEDLEWORK 製品紹介・デモンストレーション

当社で開発・販売をしている、ネットワークテスト自動化製品「NEEDLEWORK(ニードルワーク)」の製品紹介を行います。デモンストレーションを中心にご紹介しますので、製品の利用方法等をイメージしていただく事ができます。

 

NEEDLEWORK ユーザー事例

株式会社長崎ケーブルメディア

株式会社長崎ケーブルメディア 様

テストの作業効率とエンジニアの安心感が向上、
結果を確認する上長の負荷も軽減

株式会社長崎ケーブルメディア

NEEDLEWORK導入前の課題

  • 案件の増加に伴いエンジニアの負荷が高まり、時間的な制限により網羅的なテストが行えなかった

  • テスト結果の記録方法が統一されていない上にテストデータも膨大なため、完了後のチェックに稼働がかかりすぎる

NEEDLEWORK導入の効果

  • 数日を要していたポリシーテストが数時間で完了し、時間の短縮と作業品質の向上を同時に実現できた

  • テスト結果やエビデンスがCSVで出力されるため、ダブルチェックを簡略化できた

テストの作業効率とエンジニアの安心感が向上、
結果を確認する上長の負荷も軽減

株式会社長崎ケーブルメディア
技術部 ネットワークグループ
課長 吉田様
宮崎様

長崎市/時津町/長与町/西海市をエリアとするケーブルテレビ局である株式会社長崎ケーブルメディアは、インターネット事業も手掛けており、県内最速の10ギガ光回線サービスを始め、さまざまなサービスを法人から一般のお客様にご提供しています。今回は、同社でネットワークの設計・構築・運用を担当されている吉田様と宮崎様(以下、敬称略)から、NEEDLEWORK導入前に抱えていた課題と導入後の効果についてお話しを伺いました。

株式会社長崎ケーブルメディアと技術部ネットワークグループ様の業務概要をお聞かせください

吉田:弊社は長崎市と近隣町に自社で張り巡らせた光ファイバーを活用して、ケーブルテレビ放送と光インターネットサービス、電話サービスなどを地域に展開する総合メディアインフラ企業です。コンシューマー向けの主な事業は、ケーブルテレビ放送事業とインターネットサービスプロバイダ事業、固定電話事業、モバイル事業などが主なサービスになりますが、その他、行政・法人向けにも地域のネットワークインテグレーターとして、通信回線から企業内ネットワークやWi-Fi構築などまでワンストップを構築・運用・保守する業務などを行っております。
我々が所属する技術部ネットワークグループという部門は、主に通信コア設備の設計・構築・運用や法人向けのネットワークサービスの設計・構築・運用などを主な業務としている部門です。

NEEDLEWORKを導入された経緯をお聞かせいただけますか

吉田:以前から法人様からのお引き合いは多く、すでにエリア内で設置している法人系機器は数千台を超えているのですが、近年、更にお引き合いをいただくようになり、年間に構築・設置する台数もかなり増加してきました。
法人向け機器についてはマルチベンダーで構築しているため、機器同士の相性などの動作確認が必要なことが多く、また、それらの管理には弊社独自の統合管理基盤を用いているため、新しい機器を採用する際にも確認項目が多岐にわたります。

一方で人的リソースは中々増やすことができず、エンジニア一人当たりの構築作業負荷が増加しており、これによって全てのポリシーテストを実施できなくなったり、構築段階での確認抜けが発生したりといった状況になりつつありました。

この課題を解決できるツールはないものかと検索して、たどり着いたのがNEEDLEWORKでした。
早速問い合わせをして、お試し版を設計構築を担当するエンジニアに使ってもらったところ、「これ、欲しいです!」という強い要望が返ってきました。

「欲しい」と思われた理由は、どのようなところにありましたか?

宮崎:私がお試し版で検証したのですが、マニュアルが充実しているので導入もスムーズに出来ましたし、GUIインターフェースなので操作も簡単で、手動で実施すれば数日かかる項目数のポリシーテストが、テストシナリオの作成などの準備も含めて数時間で実施出来たことに驚きました。
最初のテストシナリオ作成は楽ではないですが、弊社の場合はルーターやスイッチなどのネットワーク機材キッティングへの動作確認や構築後のネットワークテストへの活用が主な目的なので、機器更改や機種変更、ファーム等の変更時、また同様の設計で他案件で構築する機器などにも同じシナリオが利用できるため、ポリシーテストの作業効率は確実に上がると感じました。専用のハードウェアではなく汎用的なPC上で使えて、他のPCにライセンスの付け替えができるのも使い勝手がよい点ですね。

吉田:当社ではテスト結果をダブルチェックしています。チェッカーはテスト担当者からそれぞれのテスト項目の試験方法の説明を受け、試験で取得した大量のテストデータをみて、その試験の妥当性と結果の正常性を確認するので、このダブルチェックにもかなりの時間がかかっていました。また、テスト担当者によってテストデータの残し方が違っていたり、チェッカーによって確認方法がちがっていたりと多少のバラツキがあり、これも効率を落とす一つの要因でした。
その点、NEEDLEWORKはテストエビデンスをCSVで出力してくれて、ダブルチェックもかなり楽になるというのも魅力的でした。

お使いいただいての感想や効果をお聞かせください

宮崎:これまでのポリシーテストでは、プロトコルやポート番号指定の試験を行うために、複数のソフトウェアや機能を利用しなければならなかったり、複数のVLANがある構成で「VLAN単体のACL設定」や「異なるVLAN間のACL設定」等を検証する場合は、複数端末で都度IPやVLAN設定を変更しなければならず、試験環境の構築にはかなりの手間がかかっていました。NEEDLEWORKを使えばこれらの手間がすべて省かれるので、VLANで仮想的に数十のネットワークに分割しているようなルーターの疎通試験のように、手動ではチェックできなかった量のポリシーテストができるようになりました。
VRRP、HA構成(高可用性構成)、SD-WAN、LAG(リンクアグリゲーション)、WAN冗長等の構成での障害試験では、検証端末を用意して障害発生/復旧の度にPingやTracerouteの結果を取得する必要があります。検証端末が増えると結果を取り忘れてしまうこともあるのですが、NEEDLEWORKは仮想的に端末を生成してくれてPingやTracerouteの結果もログとして残してくれるので、作業効率もあがり「結果の取り忘れはないだろうか」という不安を感じなくて済むようになりました。

吉田:個人的には「セッションテスト」が面白いと思いました。ネットワーク機器などのセッション数の上限というのは、メーカー側で公表されてはいますが、色々な設定を加えると上限値というのは変わってきます。ですので、お客様に提供する設定を入れた上でセッションテストとトラフィックテストを行い、どこまでが許容範囲なのかを確認して記録に残せるというのは、非常に良い機能だと思います。
こういったツールはある程度のところでアップデートが止まってしまいがちですが、NEEDLEWORKはこまめにアップデートされていて、どんどん使いやすくなっています。これからのアップデートにも期待しています。

取材日 : 2024年4月4日

株式会社長崎ケーブルメディア

株式会社長崎ケーブルメディア

テレビ事業として、地元地上波は勿論、海外ドラマ、映画・野球ゴルフなどのスポーツ・アニメ・音楽といった多彩なBS /CS /4K 番組を放送。自社のコミュニティチャンネルでは、地域の情報や話題を番組制作・放送しており、これまで手掛けた番組については、各番組コンクールで数多くの賞を受賞しております。また、インターネット事業では県内最速の10ギガ光回線サービスを始め、さまざまなサービスを法人から一般のお客様にご提供するとともに、スマホや固定電話サービス、地域BWA(地域広帯域移動無線アクセス) といった無線事業も展開するなど地域のICT に積極的に取り組んでおります。

https://www.cncm.ne.jp/

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