2024/11/28
【24新卒社員インタビュー】技術力を磨き 挑戦できる環境が整っている
自己紹介
2024年に入社した張です。台湾の大学で日本語を専攻した後、来日してから情報系の専門学校に入学し、ネットワーク分野を専攻していました。今はネットワークの保守をメインに担当しています。具体的には、ファイアウォールやCiscoを主としたネットワーク機器の構築および設定を主に行っています。
この仕事を目指そうと思ったきっかけは、専門学校の授業の中でネットワーク機器に触れたときでした。自分で配線や設定をしたスイッチやルーター間にデータが流れていくことに魅力を感じて、「自分もこの分野で専門性を高めたい」と思い、ネットワークエンジニアになりたいと決意しました。
就活時代に取り組んで役に立ったこと
ネットワークエンジニアになることを目標に、専門学校卒業前にCCNA資格の取得を決めました。授業前に予習を行い、わからない点は授業中に先生に質問して、解決策を身に付けるように努め、休日にはCiscoのPacket Tracer(Cisco製のネットワーク機器をソフトウェア上で操作できるシミュレーターツール)を使って様々な課題を解き、実践力を養いました。
その結果、就職活動前にCCNAを取得し、ネットワークエンジニアに必要な基礎技術を習得することができました。
APCを知ったきっかけと最初のイメージ
私が通っていた専門学校では、APC社員の方が講師を務める授業がありました。その授業では、Ansible(アンシブル)というサーバーやネットワーク機器の設定や管理を自動化するツールを使って、ネットワーク自動化の基本操作について教えていただきました。この授業がきっかけでネットワーク自動化に興味を持ち、さらに知識を深めたいと感じました。
APCはAnsibleを得意としているということで会社に興味を持ち、説明会に参加しました。説明会の中で、何度も「エンジニアのための会社」という言葉が強調されていたことが印象的でした。エンジニアを大切にする文化と技術者として成長できる環境が整っていることを感じました。また、説明会やコーポレートサイトを通じて、APCが常に最新技術の習得や高度な技術力の追求を重視していることにも感銘を受け、技術力を磨き、挑戦できる環境であると同時に、社員同士の協力し合いや温かい雰囲気も感じられ、「技術を高めながら安心して働ける場所」だと思いました。
▲内定式での一コマ
APCに入社した理由
決めた大きな理由は二点あります。
まず、APCには若手エンジニアが成長できる環境が整っていると感じたことです。特に「APアカデミー」の教育制度が充実している点が大きな魅力です。入社後も実践的なトレーニングを通じて、ネットワークエンジニアとしてのスキルを磨ける環境が整っている点が、私にとって非常に素晴らしい制度だと感じました。
二点目は、常に最新技術を追求し続ける姿勢があることも大きな決め手となりました。成長意欲を持った社員が多く、積極的に技術を磨き続ける文化があるため、自分もそういった人たちと一緒に切磋琢磨しながらエンジニアとして成長していけると確信し、APCで働くことで、長期的にスキルを高め、キャリアを築いていけると感じています。
入社してみての感想
一言でいうと、「APCに入社してよかった」と感じています。特に印象的だったのは、研修期間中に上司との相談機会がたくさんあり、自分がやりたいことや将来のキャリアについてしっかり話す機会があることです。その結果、希望していた部署に配属され、自分が目指す方向でキャリアを積んでいける環境を整えてもらいました。社員一人ひとりを尊重し、目標に沿ったサポートをしてくれることに、APCの「エンジニアを大切にする」姿勢を実感しました。
また、入社前に感じていた温かくサポートが充実した雰囲気もそのままで、イメージとのギャップがほとんどありませんでした。日々新しいことを学べるだけでなく、挑戦を後押ししてくれる環境が整っているため、安心して仕事に取り組めています。
入社後の苦労
配属後、初めての案件は「Fortigate」というファイアウォールを扱う案件で、この機器の性能などを確認するための試験とその試験報告書を作ることに苦労しました。
専門学校ではこの機器に触れる機会がほとんどなく、ほぼ初心者の状態だったため、操作に使うコマンドの意味やコマンド実行後の確認方法が分からず、試行錯誤に時間がかかり、自分の技術力不足を痛感しました。
この課題を乗り越えるため、まずは各コマンドの意味を調べ、メモにまとめました。そして、先輩社員にアドバイスをもらいながら試験を進めることで、理解を深め、無事に業務を完遂することができました。この時は苦労しましたが、おかげでFortigateの基本的な操作に対する自信がつき、新しい技術に対する柔軟性と学び続ける重要性も実感しました。
自身の成長を感じたとき
入社して以来、一番成長したと感じたのはトラブルシューティング能力です。配属されて以来、様々な業務を通じて、多様な環境やネットワーク機器を扱う中で、問題の発見や効率的な解決方法を学ぶ機会が増えました。
特に、FortigateとCiscoの機器間の構築に初めて取り組み、複数のメーカーの機器を連携させる際の設定方法やトラブル対応についてスキルを身に付けました。案件ごとに異なる課題に取り組む中で、エラーが発生した際に適切な対処法や、必要な設定手順についても深く理解することができました。
今後は、ファイアウォールの構築案件が増えるため、各メーカーのファイアウォールの構築方法について重点的に学ぶ予定です。具体的には、FortigateやPaloAlto、Ciscoなどの主要なファイアウォールの設定方法やトラブルシューティング手順を一つ一つ理解し、異なる仕様や操作感に慣れることを目標にしています。
仕事のやりがいや楽しさ
やはり実機を触ることですね。
実機での構築作業には、仮想環境と違って実際のネットワークがどのように動くかをよりリアルに実感できるため、イメージがつきやすく、完成までが楽しいです。接続や設定を一つずつ確認しながら、ネットワークが正しく動作するように仕上げていくことで、達成感があります。
また、実機のトラブルシューティングは予想外の課題が出てくることも多く、その際自分で解決策を見つけていくことで知識が深まり、自信もどんどん上がっていきます。こうしたリアルな体験が重なるほど、エンジニアとしての成長を実感できるのが楽しいと思います。
就活生への応援メッセージ
「自分がやりたいことを活かして活躍したい!」と思う方には、APCはとてもおすすめです。
APCでは、未経験者でも基礎からしっかり学べる研修制度が整っており、入社後の教育サポートが充実しています。そのため、初めてのことに対しても失敗を恐れず、積極的にチャレンジを続けられる方にはぴったりの環境だと思います。
また、社内では様々なオープンイベントが開催されています。興味がある方はぜひ参加して、APCの温かい雰囲気や、実際の職場環境を感じる絶好の機会です。技術的な説明や社員との交流会もあり、仕事の具体的なイメージがつきやすいと思います。ぜひともその場でAPCの魅力を感じてみてください。
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