2025/09/04
“100人分の仕事を10人で”を、ただのスローガンじゃなく現実に。 AIで新しい価値提供を生み出すチーム:AIOE

ITインフラやネットワークはますます複雑になり、セキュリティの重要性も高まっています。
けれど、そのニーズを支えるエンジニアの数は足りていません。
そこでAPCは「NeoSIerとしての進化」を掲げ、組織的な技術力・実行力の強化を加速しています。
その新しいエンジンのひとつが、2025年4月に立ち上がった専門チーム AI Ops Enablement(AIOE) です。
▲AIOEメンバー:小澤 志織(左) 内藤 寛次(右)
AIOEのテーマはシンプル。
“100人分の仕事を10人で実現する”──人の数に頼らない、新しいデリバリモデルをAIでつくること。
これにより新しく生まれる時間は、エンジニアのスキル向上と、お客様の課題解決の為に使います。
例えばどんなことをしているのか?
・100人月かかっていた作業をAIで10人規模に圧縮
・属人化した作業をツール化・ナレッジ化
・提案や調査をAIで効率化し、リードタイムを大幅短縮
さらに、AIOEは「APCだけがAIを使える」では終わりません。
お客様自身がAIを自然に使いこなせる未来を見据えています。
現場で一緒に支援するエンジニアにとっても、ただ自社でAIを触るだけでなく、お客様と並走しながらAI活用をリードできる経験が得られます。
AIOEの挑戦
「AIをどう使うか」ではなく、「AIでどんな未来をつくれるか」。
AIOEは、社内各チームとの対話から課題を拾い、AIで解決できるならプロジェクト化します。
また、蓄積したナレッジやツールを提供し、社内外の業務改革やビジネス推進を強力に支援しております。
実際の取組の一部を紹介します。
Slack向け Gemini AI ChatBot
SlackとGeminiを連携させスレッド内でGeminiBotの呼び出し、自然言語QA、添付ファイルの要約・分析、アウトプットの共有、Canvasとの連携にも対応。
Automation Coordinator 相談Bot
自社サービスやインフラ自動化に関する問い合わせにAIが対応し、展示会の説明補助としても活躍中。
AIライトニングトーク(AI_LT)
最新事例や課題を共有する社内横断イベント。AI知見を全社で底上げ。
AI活用研修
初級(プロンプト精度アップ)から中級(業務自動化)まで。AIを「検索の代替」から「実務パートナー」へ。
現場業務の課題解決支援
現場メンバーと一緒に「ここAIで解決できない?」を形に。お客様と共に進めるケースも多数。
この他にも見積作成支援ツール、面接準備AI、PoC支援など幅広い取組みが生まれています。
すべて「まずは自分たちの業務にAIを溶け込ませる」という実践から始まっています。
AIOEのビジョン
AIを活用し「人的リソースに依存しない価値提供」を実現することで、より多くの“幸せなSI”を生み出す。
AIスキル向上の機会を全社員に広げ、エンジニアが「本当にやりたいこと」に集中できる環境をつくる。
その結果、事業価値も顧客満足も、社員の働きがいも同時に高める。
AIは単なる効率化の手段ではなく、「働きがい」と「事業価値」を両立させる武器だと私たちは考えています。
APCで働く魅力──「AIを武器にするエンジニア」へ
AIを武器にすることで、エンジニアにはこんな未来が待っています。
・最新のAIを実務に使いながらスキルアップができる
・顧客と共にAI導入をリードする経験が得られる
・市場価値の高いエンジニアへ成長できる
「AIをどう使うか」を超えて、「AIでどんな未来を描けるか」に挑戦できる環境です。
最後に
AIOEはすでに社内外のプロジェクトで動き出しています。
もし「こういう取り組みに関わってみたい!」と思った方は、採用情報もぜひのぞいてみてください。
AIを武器にしながら「次世代のSI」を一緒につくっていきませんか?
AIOEが実装した仕組みを使っているプロジェクトで、エンジニアを募集中です
▼募集要項(カジュアル面談もこちらから)
・【iTOC】ネットワークエンジニア【ミドル~シニア】
・【iTOC】ITインフラ自動化エンジニア【ミドル~シニア】
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