2020/08/28
エンジニアの出張授業「Day1:インフラってなんだろう?」in日本電子専門学校
先日、日本電子専門学校のネットワークセキュリティ科1年の生徒さま向けに、「インフラってなんだろう?」という授業を行いました。
授業を担当したのは、当社プロフェッショナル職エンジニアの梅本。クラウド型プラットフォームサービスの開発・運用を担う、第一線で活躍するエンジニアです。
Day1となるこの日の授業では、”インフラ”についての解説や開発の流れ、それにまつわるエンジニアの仕事内容、生徒さんたちの勉強している内容が仕事にどうかかわるのか、などをお話ししました。
3人ずつに分かれて行うワークショップも、2つ組み入れました。
1つは「学校で勉強していることを親にどう説明するかを考えてみよう」。黙々とパソコンに向かって仕事をしているイメージの強いエンジニアですが、実は何かと説明する機会が多いのです。”伝える力”の大切さや難しさを知ってもらおうと、このワークショップを行いました。
2つ目は「家を建築する際の作業をフェーズ毎に考えてみよう」として、要件定義・設計・構築・試験の4つのフェーズで何を考慮する必要があるのかを考えてもらいました。
ITシステム作りは家づくりに似ています。ITの勉強を初めて半年と経たない生徒さんたちには、家づくりをイメージしてもらった方が分かりやすいだろう、と梅本が工夫を凝らしました。
実際にいざワークをしてみると、意外にも何が必要?これであってる?と質問が飛び交い、改めて各フェーズに必要な内容は何か、考えるきっかけになっていたようです。
どちらのワークショップでも、生徒さんたちは短い時間の中で考えたり調べたりしながら3人の意見をまとめ、しっかりと発表までやりきってくれました。
日本電子専門学校様では、コロナの影響により授業が始まったのは6月中頃からで、登校して授業を受けることができるのは週2日だけとのこと。
友達を作るのも難しいであろう状況でも、協力しながらワークショップに取り組んでいた生徒さんたちの姿に、頼もしさを感じました。
現役のエンジニアの授業を受ける機会はなかなかないので、日々の授業とは違った刺激を生徒さんたちに感じてもらえればうれしいです。
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Qiita