ネットワークテスト自動化により短時間で確実にテストを行う方法をお伝えします。

NWインテグレーターの現場が今、行うべき働き方改革手法
Firewall・ネットワークの構築、負荷テストを日常的に行っており、テストに課題を抱えている方を対象にしたウェビナーです。

NEEDLEWORK 製品紹介・デモンストレーション

当社で開発・販売をしている、ネットワークテスト自動化製品「NEEDLEWORK(ニードルワーク)」の製品紹介を行います。デモンストレーションを中心にご紹介しますので、製品の利用方法等をイメージしていただく事ができます。

 

NEEDLEWORK ユーザー事例

北陸コンピュータ・サービス株式会社

北陸コンピュータ・サービス株式会社 様

労働環境改善や心理的・時間的な負担低減につながった

北陸コンピュータ・サービス株式会社

NEEDLEWORK導入前の課題

  • 受注価格と品質を担保するための試験・動作確認コストの調整が難しかった

  • 作業するエンジニアによって品質にバラつきが出てしまっていた

  • 試験環境構築に係るコストがプロジェクトの費用を圧迫していた

NEEDLEWORK導入の効果

  • 作業時間が短縮され心理的な負担も軽減された

  • 漏れのない試験が実施でき結果もすぐに確認できるため、高い品質を確保できる

  • 時間外や休日出勤の削減など、労働環境の改善につながった

労働環境改善や心理的・時間的な負担低減につながった

北陸コンピュータ・サービス株式会社
情報サービス本部 ネットワークソリューション部
上席マネージャー 常木 康寛 様
マネージャー 高井 史裕 様
西田 孝将 様
吉川 佳英 様

御社についてお聞かせください

常木: ICTを通じて北陸の企業の発展を支援する“ソリューション・カンパニー”です。自社でデータセンターを保有しており、システムのコンサルティングから、開発・サポート・運用までをワンストップで提供しています。私達ネットワークソリューション部は主にネットワーク・インフラの提案から構築、運用保守を担当しています。
地元である北陸エリアは中小の企業様が多いこともあり、比較的安価で使いやすい高速なVPNサービスを主力サービスとして展開しています。
一方、首都圏にも営業所を持っており 上場企業、金融機関、社会インフラなど、大規模で高品質を求められるようなネットワーク構築も数多く手掛けており、NEEDLEWORKを活用するのはこのような大規模案件になります。

NEEDLEWORKを導入する以前に抱えていた課題と導入の決め手をお聞かせください

高井: 当社の課題は大きく2つありました。一つ目はコストと品質のバランスを取るのが難しいという課題です。Firewall のようなセキュリティ製品は大量のルール/ポリシー設定があります。こういった機器の試験として、それらを一つずつ確認していくとかなりの時間とコストがかかってしまいます。とはいえ試験・動作確認を省略することはできません。
試験にかけられる工数は、1日〜2日で済む場合もありますが、長い場合は1〜2週間かかり、ポリシー数は多いもので数百〜千を超える場合もあります。100以下であればどうにか手作業でできない事もないですが、それを超えると手作業で行うのは現実的ではありません。ポリシー数が多すぎる場合はいくつかをピックアップして試験を行いますが、お客様から全てのポリシーを確認してほしいという要望があれば実施していました。
また、作業はセキュリティに精通したエンジニアが管理監督して複数名で実施していましたが、作業するエンジニアによって作業レベルがまちまちで品質にバラつきが出てしまうという問題もありました。

もう一つの課題はn対nの通信の正常性の確認を行うにあたって、非常に手間と時間がかかり、それらがコストとなってプロジェクトの費用を圧迫していたという問題です。
設計したネットワーク環境を実際に構築し、複数台のパソコンを用いて相互に通信し合って通信の正常性を確認するという試験があります。ネットワーク環境の中で発生しうる機器故障やケーブル断などを想定し、色々なパターンでテストを行うのですが、各パターンにおいて全てのパソコンで通信状況のエビデンスを取得する必要があります。擬似的に仮想PCを使う場合もありますが、10台〜20台のPCを並べて、一人で実施する場合は長時間に及び、人海戦術に頼らざるを得ない作業になります。

吉川: n対nの通信、例えば本社が1つで拠点が多数ある場合は、1対1が複数あるだけなので、試験としてはアドレスを変えて同じ試験を繰り返すだけとなりますが、同じ作業が延々と続くので心が折れますね……

高井: NEEDLEWORKを知ったきっかけは、IT関連のメールマガジンや、よく見ている技術系サイトなどのWeb広告でした。NEEDLEWORKのWebサイトで「大量の試験が全て自動化できる」というキーワードを見て、「この製品なら今の問題を解決できるのではないか、エンジニアの負荷も下がれば良いな」という想いで製品説明を依頼しました。
試験のフェーズではどうしても長時間の勤務になってしまい社員の疲労・負荷が増している状態が常にありました。NEEDLEWORKを導入する事でこの状況を変えられると確信できましたし、製品自体は決して安価なものではないですが、試算してみると十分にペイできるということもわかりました。
導入実績で掲載されている他社様の中には当社と取引のある企業もあったので、導入実績の面でも間違いないと思い、導入を決めました。

常木: 限られた人員でいかに利益を生み出すか、仕事量をこなすかといった事を考えた時に、NEEDLEWORKを導入する事で二人分、三人分の労働力になりうると思いました。

実際にお使い頂いた効果はいかがですか?

西田: 私はネットワークの疎通テストでNEEDLEWORKを利用しています。今までは、双方向のテストの場合、毎回パソコンを8台〜15台程用意して疎通確認を行っていました。
NEEDLEWORKを使う事によってn対nの通信テストの際、電源タップやパソコンの設置といった準備作業が大幅に削減され大変楽になりました。試験に利用するパソコンを手配するための社内調整などが無くなった事で、作業時間が短縮され、心理的な負担もなくなりました。
また、事前に試験手順書とNEEDLEWORKに取り込ませるテストシナリオ(CSV形式)のフォーマットを合わせる事で、全ての試験項目を簡単に用意する事ができ、しかも全自動でNEEDLEWORKが試験を実行してくれるので試験項目の漏れもなく、試験結果がNGだった場合もすぐにその項目を確認・再試験ができるため、不安もなく安心して試験ができています。

吉川: 私はファイアウォールポリシーテストで主に利用しています。他のフリーソフトだとポート番号を指定したテストには対応していなかったのですが、NEEDLEWORKはポート番号なども細かく調べる事ができるので重宝しています。
先日、Static NATを設定しているネットワーク機器があり、設定が200行くらいあって全部で400程のテストパターンがあったのですが、普通にテストを実施したら丸一日かかるものが、CSVを用意するのに1時間程度、テスト自体はたった5秒で終わりました。NATの登録漏れ確認などにも使えるなと思いました。正常性だけでなく、設定漏れの確認にも使えると思います。

高井: 負荷テストに関しては専用の機器があるのですが、NEEDLEWORKにも負荷テスト機能が実装されたそうなので、今後はそちらも利用してみたいと思います。NEEDLEWORKという製品は労働環境の改善や心理的・時間的な負担の低減につながる良い製品だと思います。

取材日 : 2020年11月5日

北陸コンピュータ・サービス株式会社

北陸コンピュータ・サービス株式会社

北陸コンピュータ・サービスは、地元北陸に根ざした IT のプロフェッショナル企業です。
凄まじい勢いで氾濫する情報を整理し、活用するためのサポートをはじめとして、お客さまのビジネスの活性化と効率化をご提案する”ソリューション・カンパニー”です。

https://www.hcs.co.jp/

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