ネットワークテスト自動化により短時間で確実にテストを行う方法をお伝えします。

NWインテグレーターの現場が今、行うべき働き方改革手法
Firewall・ネットワークの構築、負荷テストを日常的に行っており、テストに課題を抱えている方を対象にしたウェビナーです。

NEEDLEWORK 製品紹介・デモンストレーション

当社で開発・販売をしている、ネットワークテスト自動化製品「NEEDLEWORK(ニードルワーク)」の製品紹介を行います。デモンストレーションを中心にご紹介しますので、製品の利用方法等をイメージしていただく事ができます。

 

NEEDLEWORK ユーザー事例

株式会社JNW

株式会社JNW 様

少人数で、大規模案件に対応するための効率化と品質向上

株式会社JNW

NEEDLEWORK導入前の課題

  • 少人数で大規模なネットワークの設計・検証・構築を行うために、自動化・効率化していく必要があった

  • 他のツールでは設定にかかる工数・ツールを使いこなすまでの修得コストが高かった

  • 大量の検証端末を並べ手動での操作が必要で、テスト自体がとても大変なものだった

NEEDLEWORK導入の効果

  • 全ポリシーをテストできるようになり、エンジニアへの精神的な負担が軽減された

  • お客様が不可能と考えている全ポリシーテストの実施ができるようになった

少人数で、大規模案件に対応するための
効率化と品質向上

株式会社JNW
代表取締役 本波哲博 様
インフラソリューション事業部 ネットワークSI部 リーダー 吉田昌之 様
インフラソリューション事業部 ネットワークSI部 長谷川実利 様
管理部長 営業部長 小林正典 様

主に大規模なネットワークの設計・検証・構築を行っている株式会社JNW。
少人数で、大規模案件に対応するために作業を効率化していくツールを常に探していたという本波様・吉田様・長谷川様・小林様(以下、敬称略)からNEEDLEWORK導入前に抱えていた課題と導入後の効果についてお話を伺いました。

御社についてお聞かせください

本波: 「エンジニアの価値を高めたい」という思いから2016年に創業しました。
少数精鋭のチームなので、色々なツールを活用して組織としての付加価値を上げて、お客様の満足感をより高めて、エンジニアの価値向上につなげていきたいと考えています。案件としては、主に大規模なデータセンタネットワークの設計・検証・構築をお受けしております。

NEEDLEWORKを導入する以前に抱えていた課題と導入の決め手をお聞かせください

小林: 我々は少人数ですが大規模なネットワークの設計・検証・構築をお受けしております。大規模な案件をお受けするにあたり、繰り返しとなる検証作業の工数を効率化していく必要があり、ロボット・RPAなどを探していました。色々なツールを検討しましたが、それらと比較しても機能や性能、そして価格にも納得感があり導入に至りました。

本波: 初めてNEEDLEWORKの説明を受けたときに、「素晴らしい!」と思いました。端末を並べる必要がなくなり、クリック一つでテストが済んでしまう夢のような機器だと思いました。
検証は毎回異なる構成で行います。RPAなどの場合その都度検証の構成にあわせた設定が必要になり、設定自体に工数がかかってしまい最終的に効率化にならないといった事が考えられましたが、NEEDLEWORKはファイアウォールなどの検証したい機器につなげればすぐ使えるという手軽さがあります。直感的に操作できるので学習コストがかからないのも良いと思いました。
また、当初NEEDLEWORKの説明を受けた際に、ファイアウォールのポリシーテストに加えネットワークテスト機能が追加される事を聞き、それが最終的な決め手となりました。
※当時のNEEDLEWORKはFWのポリシーテスト機能のみ実装されていた

実際にお使い頂いた感想はいかがですか?

吉田: 最初はファイアウォールのテストで使用しました。正直なところ、設計仕様書からシナリオファイルを用意するのは結構大変で、「この工数に対するリターンはちょっと弱いかな」と思いました。しかし、一度シナリオを作成してしまえば繰り返しテストができるので、後になってもう一度テストが必要になった場合も、テスト環境を組みなおすことなくクリック一つで済んでしまうので助かっています。また、シナリオファイルの内容をそのまま試験結果としてお客様に提出できるというのも利点ですね

長谷川: 私はネットワークテスト機能を中心に使っているのですが、他のパケット生成ツールと比べてUIがとてもシンプルで使いやすい印象を受けました。ツール自体の修得コストも低く、短時間で操作や機能の把握ができました。

本波: NEEDLEWORK導入以前のテストがとても手間がかかりました。 たとえば、ネットワークテストでは30台の端末を用意し、それでも足りなければその中にVMを立ち上げ、それぞれの端末やVMでテストツールを手動で動かしていました。ツールをスタートさせて、ストップさせて、結果を保存して……。それがNEEDLEWORKの導入によりたった一台でテストが容易にできるようになりました。テストの部分だけでも、工数は体感で1/5程度になりました。
ですが、全てのポリシーをテストできるようになったことが、一番大きかったですね。 大規模構成のファイアウォールはポリシー数が数十万になる場合もあり、今までは一部のポリシーをテストすることしかできませんでした。テストできなかった部分はお客様先に導入し、通信に問題があった場合は現場での対応が必要でした。

長谷川: 現在でも導入時には立ち会いますが、ファイアウォールのポリシーはNEEDLEWORKにより事前に担保はとれているのでエンジニアの精神的な負担も軽減されているといえます。

ポリシーテスト機能・ネットワークテスト機能以外ではどのような機能を利用されていますか?

長谷川: 最近ではUTMのテストをしようにもテストウイルスのダウンロードサイトがSSL/TLSで暗号化されていることが多いので、UTMのテスト機能(アンチウイルス)はなかなか便利ですね。あとは、スイッチの性能検証で、設計書に記載されたMACアドレス学習数を担保できるか確認する必要があるのですが、3万程のMACアドレスエントリを量産するのにNEEDLEWORKを活用することもあります。

本波: この先、更にいくつかの機能が実装されれば、弊社ではNEEDLEWORKが日常的に使う必須ツールになり、一人一台必要になるでしょう。NEEDLEWORKは、この業界・ネットワークエンジニアの標準ツールとなりうると思っています。

NEEDLEWORK導入の効果はいかがですか?

吉田: これまでやってきた作業をそのままNEEDLEWORKで置き換えたというよりは、いままで実施する事ができなかった網羅的なテストができるようになった、すなわち0から1になったという意味で、単純に「工数の圧縮」以上の効果が出ていると思います。

本波: 今現在、私たちのお客様の多くはNEEDLEWORKを知らず、全ポリシーテストの実施は現実的ではないと思われており、それを要求される事もありません。これからはNEEDLEWORKを前提に「弊社なら全ポリシーテストの実施ができます」という提案ができるのは大きな武器になります。
また、ファイアウォールを更改する場合は、取り外した現行のファイアウォールにも検証用シナリオを通し同じ結果が出ることを確認します。その結果は更改後のファイアウォールが、現行の機器と全く同じように通信を通すという証明になり、お客様へ品質をアピールすることができます。

取材日 : 2020年9月17日

株式会社JNW

株式会社JNW

■ネットワークソリューション
企業の情報通信基盤となるLANからWAN、付帯するアプライアンス機器を含めたネットワーク設計・検証・構築・導入支援を行います。
自社ラボで多種多様な機器の検証を実施することにより、常に品質の向上を図っております。

https://www.jnw.co.jp/

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