NEEDLEWORK ユーザー事例

NEEDLEWORKを導入する以前に抱えていた課題と導入の決め手をお聞かせください

落合：　このレベルになってくると、設定している全てのポリシーをテストすることは時間的に難しいことが多いため、実際にはお客様との合意の上で特に重要なポリシーに絞ってテストを実施していたのが実状でした。

緑川：　テスト環境を構築するには多くの機材が必要となるため、この機材の調達も大変でした。

実際にお使い頂いた効果はいかがですか？

緑川：　対象となるファイアウォールは10台ほどで、それぞれ数百項目のポリシーが設定されていました。これらのポリシーテストにNEEDLEWORKを使い全ポリシーのチェックを行ったのですが、今までの方法では数日かかったであろう工程を、たった数時間で終わらせることができました。
さらに、全てのポリシーの テストをすることによって設定ミスに気付くことができました。こういったミスをお客様に納品する前に見つけて、導入後のトラブルを未然に防げたことは、とても大きな効果だと感じています。

落合：　また特定のポリシーだけに絞ってテストせざるを得なかったところから、全ポリシーのテストができるようになったということで、これまで以上にお客様に提供するシステムの品質が向上していると言えると思います。

落合：　従来、ファイアウォールのテストにはある程度の経験を持ったエンジニアの手が必要でした。NEEDLEWORKがあれば、簡単な操作訓練で若手にもテストを任せることができるため、エンジニアのリソース不足解消にも一役買ってくれるツールだと思います。

NEEDLEWORK選定のポイントをお聞かせください

落合：　これまでお話ししたように機能的にも申し分なく、金額的にも全ポリシーのテストを人の手で実施する場合の人件費と比較すれば、決して高くはないという判断が導入の決め手となりました。

緑川：　あとは、丁寧にユーザーのサポートをしながら、要望をすぐに製品開発にフィードバックしていただけるNEEDLEWORKの開発チームの姿勢も、安心感と期待感をもてました。つい最近（2018年12月）UTMテスト機能としてアンチウィルスとURLフィルタが使えるようになりましたが、評価機をお借りしたときに「UTMに対応する機能もあればいいのに」と思っていたので、アップデートを聞いてとても嬉しくなりました。今後のアップデートにも期待しています。

落合：　社内でもネットワークの構築を担当するチームから、少しずつ注目を集め始めていて、今も大阪のチームに貸し出しをしているところです。今後は、操作説明会を定期的に開催するなど社内でも普及させていきたいと思っています。