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2024/02/19

“英語力ゼロ”から、50カ国以上に渡航するグローバルエンジニアに。海外案件だから経験できる面白さ

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「グローバル案件を通じて技術力と英語力、両方のスキルが磨かれる。エンジニアとしての市場価値が圧倒的に高まる環境」と語るのは、グローバルビジネス事業部のトップを担う荻野。

この事業部では、海外におけるネットワークやクラウドなどの設計構築、運用を手掛ける案件を多数扱っており、事業の拡大のためエンジニアを募集中です。

▼募集要項
【フルリモート】インフラ案件をオフショアで対応!オフショアPM募集!
【フルリモート】海外案件へ挑戦!海外のベンダー・エンジニアとお客様との橋渡しとなるブリッジSE募集!
▼カジュアル面談申込
https://www.ap-com.co.jp/recruit/info/region_form.html

事業部のトップであり、自身もこれまで多数の海外案件を経験している荻野に「これまでのキャリア」や「グローバルエンジニアとして大事にしてきたこと」について話を聞きました。

“英語力ゼロ”から、グローバルエンジニアに

——APCに入社した経緯を教えてください。

私がAPCに入ったのは社会人2年目の時です。新卒ではネットワークエンジニアになりたいと思い、システム開発会社に入社をしたのですが、ネットワーク関連の案件が少なくて思ったように経験を積むことができずにいたんです。そんな状況を見ていたAPCで働く友人が「うちに来たらどうか?」と声をかけてくれたのがきっかけです。

——最初からグローバルエンジニアを目指していたわけではないんですね。

そうですね、最初の案件はネットワークの「運用監視」で、その後はSI部門で「設計構築」を担当していました。APCに入社して1年が経った頃、大手キャリア様のグローバル部門に参画しているプロジェクトへ異動になったことが、グローバルエンジニアとしてのキャリアの始まりです。

——異動当初はいかがでしたか?

オフィスに行ってみたら、英語だけじゃなくてフランス語、韓国語…いろんな国の言葉が飛び交っていて驚きました。通訳してくれる人がいなければ何を言っているか分からない。自分の意見を伝えるどころではありませんでしたね。

——当時の英語力はどのぐらいだったのでしょう?

全く話せませんでした(笑)
構築部分では技術力があれば問題ありませんでしたが、要件定義においてはコミュニケーションが取れなければ仕事が進まないので、急いで英語スクールに通うことにしました。そうしたら、渡されたテキストが中学2年ぐらいのレベル!いつになったらビジネス英語が使えるようになるのか…と途方にくれました(笑)。

——そうだったんですね。

苦労はしましたが、2~3年が経った頃にはお客さんの要望を理解して、こちらから提案し、最終的な要件定義の決定まで対応できるようになっていきました。

語学力について、一番効果的に英語が覚えられたなと思うのは外国の方がたくさんいる飲み屋で、「hello!」「where are you from?」と物怖じせずガンガン話しかけること。お酒が好きな自分らしい方法だなとも思いますが(笑)。テキスト英語ではない、生きた英語が学べました。「もうちょっと砕けた感じでもいいんだな」「こういう言い方するんだ」みたいな感覚が掴めたなと思います。

50カ国以上に渡航し、単身でインドネシアへ

——グローバルエンジニアとしての仕事について教えてください。

海外案件を担当するようになってからは、アフリカや中東を中心に50カ国以上の国へ渡航しました。最初は日本のオフィスでシステムの設計業務に携わっていたのですが、少ししてからは世界各国を回って通信システムを導入するための構築が中心になりました。

——具体的にはどのようなことを?

ITインフラやIT環境が整っていない開発途上国において、情報通信網をゼロから設計構築、そして導入まで行う仕事です。
ものすごく記憶に残っているのは、最初の海外出張先の「マダガスカル共和国」と「ジンバブエ共和国」で、ネットワーク接続に必要な機器写真を見せながら、現地の人に「こういうのはどこで売ってる?」と聞きながら、探して回りました。他にもシリアでは、サーバーラックを作れる溶接工を探して、日本から持ってきた製品カタログを見せて「同じようなものを作ってほしい」と依頼して、導入を進めていったんです。
言葉はもちろん、文化も考え方も違うから日本の常識は全く通用しない。あるときは、依頼していたベンダーが3日間来ないこともありました。電話すると「今、向かってる!」と言うんです。でも、一向に来る気配がしないのでオフィスに乗り込んでみたら、みんなで会社の裏庭でバスケしてました(笑)。僕も数日後に帰国が迫っていたので、「今すぐやってくれ!」と、徹夜で作ってもらったことがありましたね。

——日本では考えられないですね(笑)

本当にそう。でも、僕にとってはものすごく刺激的で、非日常が味わえる貴重な体験でした。いろいろな国の案件に関わることで、それぞれの国が持つ文化や慣習についての理解が深まりましたし、異文化を一緒に楽しむ力、自分とは異なる人と信頼関係を築く力、総称して「グローバルマインドセット」と呼んでいますが、これが随分と磨かれたと思います。

——どんな方が、グローバルエンジニアとして活躍できそうでしょうか?

自分の経験を振り返り、またチームメンバーを見ていてい一番必要だと感じるのは「グローバルマインドセット」です。
以前、ほとんど英語が話せないのにブリッジエンジニア(日本企業のお客様と、そのお客様の現地法人や支店などにいる外国人エンジニアとの架け橋を担う役割)としてものすごく活躍したメンバーがいました。そのエンジニアは、言葉の壁をものともせずに現地エンジニアとすぐに仲良くなってしまうんです。僕たちはそれを『出川力(でがわりょく)*』って呼んでいます(笑)。
*テレビ番組『世界の果てまでイッテQ!』の企画である「出川哲朗はじめてのおつかい」の中でお笑いタレントの出川哲朗が、日本語と英語を織り交ぜた片言英語で課題を乗り切っていく力
一般的に日本からエンジニアが行くと警戒されることが多いのですが、彼はそれが全くなくて。現地のエンジニアから「仕事が終わったらみんなでパタヤ(タイのリゾート地)に行くんだけど、君もくる?」と誘われて一緒に週末を楽しんできたとか、現地エンジニアの結婚式に呼ばれたので参加してきたとか…そういうエピソードをたくさん持っていました。

少し極端な例ではあるけれど、こういった現地エンジニアに馴染むスキル(グローバルマインドセット)はグローバルで活躍するエンジニアとして大事なことの一つだと思います。
学生時代などを海外で過ごしたことのある方は、この点が有利だと思います。

海外で過ごした経験をお持ちで、その経験や語学力を今の仕事で活かせていない方に、ぜひチャレンジしていただきたいです。
ご興味があれば、気軽にカジュアル面談にお越し下さい!

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