ABOUT THIS SITE

あなたにエーピーコミュニケーションズを知ってもらうためのSiteです

2025/09/17

インフラエンジニアのホントのところ #19|SIer企業がなぜ『カプセルトイ』を作ったのか?〜出荷数40万個!大ヒット商品の裏側〜

ITインフラって、「なんだか難しそう」「地味で大変そう」と思われがち。
でも実は、社会を支える根幹にある、とてもやりがいのある仕事なんです。

そんなリアルをお届けするPodcast 「インフラエンジニアのホントのところ」。
MCにはベンチャー女優の寺田有希さんを迎え、当社の副社長 永江耕治と採用責任者 小山清和が、現場・経営・採用の視点から語ります。

今回のテーマは「SIer企業がなぜ『カプセルトイ』を作ったのか?〜出荷数40万個!大ヒット商品の裏側〜」。
0→1の斬新すぎる企画が、出荷数40万個超の大ヒット!
カプセルトイ「手のひらネットワーク機器」の仕掛け人を初ゲストに迎え、なぜSIerが玩具を作ったのか?どんな経緯で実現し、何を得たのか?徹底的にインタビューしました。

<目次>
1.オープニング
2.SIerが作った40万個ヒットのカプセルトイとは?
3.開発者が語る!アイデア誕生の意外なきっかけ
4.教材利用や海外からの採用応募!驚きの反響
5.なぜ儲けない?大ヒットの裏にあった「逆転の発想」
6.業界を盛り上げる新たな挑戦「Tech Tiles(テックタイルズ)」
7. クロージング

1.オープニング

寺田:言葉は有名でも、何かと知らないことが多いインフラエンジニアの世界。キャリアや将来性、魅力など、ついつい隠れがちな「本当のところ」を、業界のプロと共にインフラエンジニアのキャリアを徹底解剖していきます。

永江: エーピーコミュニケーションズの永江です。インフラエンジニア業界には23年間携わっており、現在はエーピーコミュニケーションズで取締役副社長をしております。どうぞよろしくお願いいたします。

寺田: そして、MCを務めます、ベンチャー女優の寺田有希です。この番組は元エンジニアで現役経営者の永江さんと採用責任者の小山さん、現場を知り尽くしたエーピーコミュニケーションズのお2人と共に、インフラエンジニアのキャリアを徹底解剖していくポッドキャストなのですが…
実は今回は永江さんお一人なんです。

永江: そうなんです。

寺田: そして今回は、初めてのゲスト回でございます。

永江: そうですね。どうなりますかね。初めての試みですけど。

寺田: 私も実はちょっとドキドキしております。

永江: 楽しみですね。今までと違う感じになるんじゃないかと思っています。

寺田: しかも、ゲストに2名もお越しいただけるということで!豪華なゲスト回になっております。
エーピーコミュニケーションズさんではカプセルトイ、いわゆる「ガチャガチャ」を製作されており、それが非常に面白いと評判で、本日は開発者のお2人にゲストとしてお越しいただいております。
そのカプセルトイが、なんと出荷数40万個を超えた超大人気シリーズなんですよね。

永江: 本当に、たくさんの方に購入いただいているようです。

寺田: 本当にすごいですね。数万個売れるだけでもすごい業界だそうですね。

永江: そのようですね。

寺田: 「SIerがカプセルトイを生み出した」という点がまたすごいなと思っておりまして、本日は「なぜSIerが大人気のカプセルトイを生み出せたのか」を徹底解剖していきたいと思います。

2. SIerが作った40万個ヒットのカプセルトイとは?

寺田: まず永江さんと整理したいのですが、「SIerがカプセルトイ」というのが意外すぎて、あまりイメージが湧きません。

永江: そうですね、聞いただけだと確かにイメージしづらいかもしれません。
ただ、私たちはITインフラという領域で仕事をしており、そこではネットワークエンジニアがルーターやサーバーといった物理的な「ネットワーク機器」を取り扱います。それがカプセルトイになっている、と考えていただくと分かりやすいかもしれません。

寺田: なるほど、ミニチュアのデータセンターを作れる、といった感じでしょうか。

永江: はい。データセンターの中にある「ラック」と呼ばれる棚のミニチュア、というイメージが近いかもしれません。

寺田: 皆さんもぜひ「手のひらネットワーク機器」で調べてみてください。すごくリアルですよね。

永江: 本当にリアルにできています。

寺田: 本日のテーマは「SIerがなぜカプセルトイを作ったのか」です。
出荷数40万個、大人気のカプセルトイ「手のひらネットワーク機器シリーズ」。このアイデアはどのように生まれたのか。そしてそもそもなぜSIerがカプセルトイを生み出したのか。開発者のお2人をお迎えし、そのリアルを徹底解剖してまいります。
それでは、この番組の初めてのゲストをご紹介します。エーピーコミュニケーションズ広報グループマネージャーの小林さん、そして同じく広報グループの小松さんです。

小林: よろしくお願いします。

小松: よろしくお願いします。

寺田: まずは、お2人から簡単な自己紹介をお願いできますか。

小林: はい、広報グループマネージャーの小林です。広報といっても様々ですが、私はプレスリリースなどを書くというよりは、チラシやバナー制作といったデザイン寄りの業務を担当しつつ、マネージャーを務めております。

小松: 同じく広報グループの小松と申します。私は小林さんとは逆に、プレスリリースやブログの執筆、SNS運用といった文字を扱う業務を主に担当しています。よろしくお願いします。

寺田: デザイン担当の小林さんと、ライティング担当の小松さんですね。

3. 開発者が語る!アイデア誕生の意外なきっかけ

寺田: では早速ですが、「出荷数40万個以上」というのは、改めてすごい数字ですよね。

小林: そうですね。この業界でどれくらい売れたら「すごい」のかも分からずに始めましたが、結果的にすごい数字になり、自分でもびっくりしています。

寺田: 本当に斬新なアイデアだと思いますが、なぜこの発想に至ったのですか?

小林: 私の周りには音楽をやっている友人が多いのですが、数年前に、彼らの界隈で音楽用の「音響機器」のカプセルトイが流行ったんです。一般の人はあまり知らないような、マニアックな機材を模したものでしたが、ファンが熱狂して楽しそうにしているのを見て、「これがうちの業界でもできたら面白いな」と思ったのがきっかけです。

寺田: なるほど、発想の源は、違う業界のコアなファン向けのカプセルトイにあったのですね。

小林: そうですね。そこまで「コアなファン」を意識はしていなかったのですが、「好きな人たちが、好きなもので盛り上がっている」という光景を、私たちの業界でも再現したいなというイメージでした。

寺田: この斬新なアイデアは、すぐに企画として通って、スムーズに進んだのでしょうか?

小林: いえ、この企画自体は紆余曲折あって、ようやく成功したという経緯があります。もともと広報グループでは、会社の認知度を上げるために様々な企画を立てていまして、「インフラエンジニア川柳コンテスト」なども実施したのですが、どうしても業界内だけで盛り上がりが完結してしまい、外部への広がりが作れませんでした。
何か他にアイデアはないかと探しまわっていた時に、友人たちが音響機器のカプセルトイで盛り上がっている姿を見て、この企画に至った次第です。

寺田: やはりご苦労があったのですね。小松さんは、このアイデアを初めて聞いた時、いかがでしたか?

小松: チームの会議でも小林さんが一番のアイデアマンで、いろいろなアイデアを出してくれていて。私たちの上司も「定常業務だけやっていても意味がない。面白いことをやってこそ価値がある」という考え方を持っていたので、「やるかやらないか」で議論するよりも、「まず動いてみよう」という雰囲気で進んでいきました。
良い意味で「ダメ元でやってみよう」というフットワークの軽さがあったからこそ、実現したのだと思います。

寺田: 永江さんは、初めてこの企画を聞いた時、どう思われましたか?

永江: 純粋に「面白いな」と思いましたね。実際に販売する前年に、広報グループが企画書を持って協力いただける企業を募っていたのを見て、「これはうまくいくんじゃないか」と感じていました。

4. 教材利用や海外からの採用応募!驚きの反響

寺田: では、このカプセルトイがもたらした反響についてお聞きしたいのですが、いかがでしたか?

小松: 2023年に開催されたインターネットテクノロジーのイベント『Interop Tokyo』でお披露目したのですが、初日からSNSで大反響をいただき、ノベルティとして配布した当社のブースには長蛇の列ができました。その反響は海を越え、韓国でIT系を志す学生さんがこれを知って当社にエントリーしてくれたり、国内でも、このカプセルトイがきっかけで入社につながった社員が複数名います。

そして、何より嬉しかったのは「業界の外にまで届いたこと」です。IT系の大学や専門学校から「教材として使いたい」というお話を複数いただき、実際に活用いただいています。「ITインフラ業界を盛り上げたい」という想いで始めた企画だったので、それが実現できたという手応えを感じ、非常に嬉しかったですね。

寺田: 教材にもなっているのですね!

小松:そうなんですよ。実際に「こんな風に使ってます」という話もインタビューさせていただいて、当社のブログでも掲載していますが、とても嬉しかったです。

授業に、カプセルトイ!?「手のひらネットワーク機器」が大学の学びを変える

寺田: リアルに機器が見られるから、学生さんも理解しやすいんですね。

小松: そうなんです。今はクラウドが主流なので、物理的な機器に触れる機会が減っています。機器をラックに搭載することを「マウントする」と言うのですが、当社のエンジニアに「私が初めてラックマウントしたのは、『手のひらネットワーク機器』です」と言われたのが印象的でした。
このように、マウントの経験がないエンジニアがいるくらいなので、学生さんたちも、物理的な機器に触れる機会はあまりないようで、ラックに並んでいるのを見てもピンとこないそうです。
ただ、お話を聞かせてくださった大学の教授は「実際の機器に触れ、それを設計する難しさを知っておくべきだ」というお考えでした。実際の機器では難しいその体験を、このミニチュアモデルで手軽にできる点が非常に使い勝手が良いということで、導入していただきました。

寺田: 小林さん、この企画を発案された時、教材利用や海外からの採用応募といった、ここまでの広がりは想像されていましたか?

小林: 全くイメージしていませんでした。アイデアの元になったのも、仲間内でカプセルトイを眺めながら居酒屋でワイワイ話している、という光景でしたから。それと同じように、エンジニアが仕事終わりの飲み会で盛り上がってくれる程度だろうと考えていました。ここまで多くの方に届き、業界の活性化に繋がったのは、嬉しい誤算です。

寺田: でも、「業界の枠を超えたい」という当初の期待が叶っていますね。

小林: そうですね。やはりそこを超えるのは大変です。どうしても自分たちのエリア内でのPRになってしまいがちです。

5. なぜ儲けない?大ヒットの裏にあった「逆転の発想」

寺田: このカプセルトイの企画についてお聞きしたいのですが、カプセルトイを作るとなると、自社だけでは完結しないでしょうし、かなりの初期投資もかかったのではないでしょうか。 また、これほどの反響があるとは分からない中でスタートしなければならないので、収益化の見通しを立てるのも難しかったのではないかと想像します。
このように乗り越えるべき壁が非常に大きかったのではと感じるのですが、そのあたりはいかがでしたか?

小林: はい。初期投資や収益の話ですが、実はこのカプセルトイが40万個売れても、当社には一切お金が入ってきませんし、製作費もかかっていません。

寺田: え、そうなんですか!?

小林: はい。エーピーコミュニケーションズはあくまで「総合監修」という立場で、実際の製造や流通は、カプセルトイの製造メーカーのターリン・インターナショナルさんが全て担ってくれています。
私たちがお金を出して作ってもらうのではなく、私たちが持ち込んだ企画にターリンさんが「それ、いいね」と乗ってくださった、という形です。

寺田: 収益化できたかもしれないのに、良いのですか?

小林: もし当社がお金を出して作ると、単なる販促用のノベルティになってしまい、広がりがありません。最初から、収益化ではなく「企画を実現させること」にフォーカスしようと決めていたんです。

寺田:びっくりです。てっきり、事業として十分に収益も上げていらっしゃるのだと思っていました。 ということは、利益よりもまず「この業界を盛り上げたい」「多くの人に知ってもらえればそれでいい」という想いが、このプロジェクトを始める原動力だったのでしょうか?

小林:そうですね。そして、この「当社が儲けない」というスタイルだったからこそ、様々な機器メーカー様にもご協力いただけたのだと感じています。最初の段階から「これだけ収益が出ます」「これだけ売れる見込みです」という話だったとしたら、多分ご協力いただけなかったと思っています。

寺田: それは、アイデアが新しすぎたからですか?

小林: それもありますし、お金の話をしてしまうと「会社として協力する価値はどこにあるのか」という話になりがちです。そこを「お金の話ではありません。業界を盛り上げるために、一緒にやりましょう」という切り口だったからこそ、賛同していただけたのだと思っています。

寺田: 目先の利益に目がくらんではいけませんね。小松さんは、企画の立ち上げで一番大変だったことは何ですか?

小松: 第1弾にご参画いただくメーカーさんを募る時が、一番大変でした。どのようなものになるか全く分からない企画でしたから、大きなイベントで10数社にお声がけした中で、その場で「イエス」と言ってくださったのは一社だけでした。そこから永江さんをはじめ、社内の人脈を辿って、なんとかあと2社にご協力いただき、第1弾が実現できた、という経緯があります。

先行きがどうなるか分からないプロジェクトに対して、社名とロゴの使用を許可するために、先方の社内で大変な調整があったと伺っております。 そうしたハードルを乗り越えて、私たちと共に歩んでくださったからこそ、今回の成功があるのだと強く感じています。

寺田: なるほど…。

小松: 製造から販売まで、全てのリスクを背負ってくださったターリンさんも、「売れるとは思わなかったけど、面白そうだからやってみようと思った」という社長の鶴の一声で進んだそうです。良い結果が出て、関係者全員がハッピーになれたのが本当に良かったなと思います。

寺田: このお話には、「目先の利益にとらわれず、面白いと思ったことはやれ」という教訓が詰まっていますね。

小松:そうですね。採算を考えた瞬間に成り立たない企画でした。 ですから、「ITインフラ業界を一緒に盛り上げませんか?」という一点を訴えかけ、その想いに賛同していただけたこと。それこそが、今回の企画の一番の成功要因だったと感じています。

寺田:永江さん、経営者として、そうしたリスクを許容してGOサインを出すのは、勇気がいることではないかと思うのですが。

永江: いえ、その点でのためらいは全くありませんでした。というのも、当社には以前から「儲けることよりも、まず業界を盛り上げよう」という方針があったからです。
当社のビジョンは「エンジニアとお客様を笑顔にする」、ミッションは「エンジニアを熱狂させる企業になる」ですが、このカプセルトイは、まさにそれをコーポレート部門のメンバーが体現してくれた素晴らしい事例だと思っています。

寺田: 学校の教材にまでなっていることを考えると、「未来のエンジニア」さえも笑顔にできているということですもんね。

永江: そうですね。エーピーコミュニケーションズとしては、やはり「面白い」と思ったことには挑戦していきたい、というスタンスです。できる限り、様々な取り組みを行っていきたいですね。

寺田: では、社員から斬新で面白そうなアイデアが出た場合、会社として応援してくださるのですか?

永江: はい、積極的に応援していきます。

寺田: それは全社員に可能性があるということですか?
永江さん: あると思います。実際に、こうした取り組みを知って興味を持ち、入社してくれた社員も結構多いんですよ。

寺田: 確かに「自分もこんなネットワーク機器の企画をやってみたい」という方もいるでしょうし。

永江: ええ。アイデアを持つ社員が「こんな企画があるのですが」と提案してくれる可能性は十分にあると思います。そもそも新しいことに挑戦しない会社では、社員も誰かに相談しようとさえ思わないでしょう。私たちは常に挑戦しているので、想いを持つ人がいれば、きっと声を上げてくれると期待しています。

寺田: 素晴らしいですね。インフラエンジニアというと、堅いイメージがあったのですが、そうした印象を覆す挑戦ですね。

永江: はい。そのイメージを少しでも変えていきたい、という想いもあります。 ただ、このプロジェクトの根底にあるのは、自社の利益というよりも「エンジニアコミュニティへの貢献」なんです。微力ながら、業界全体を盛り上げる力になりたい。今回は、そんな想いが特に強く表れた企画になったのだと思います。

6. 業界を盛り上げる新たな挑戦「Tech Tiles(テックタイルズ)」

寺田: 素晴らしい企画を成功させたお2人が、今後どのようなことをしていくのかが気になります。小林さん、いかがですか?

小林: カプセルトイも3年目になり、そろそろ新しいことを始めようと、今年の6月から「Tech Tiles」というプロジェクトを開始しました。これは、ITインフラ業界の各社が、イベントなどで配るノベルティのステッカーを「同じサイズ・同じ形」で作り、エンジニアにコレクションしてもらおう、という企画です。

【新企画】集めて楽しい、つながって嬉しい。ITインフラ業界横断ステッカー「Tech Tiles」誕生!

寺田: 面白いですね!確かにステッカーを集めて、パソコンに貼って…というのはよくありますけど、形もデザインも企業によってバラバラですもんね。

小林: そうですね。パソコンにステッカーを貼る文化はエンジニアにありますが、会社のPCなどを返却する時、貼ってあるステッカーを剥がすのが結構大変ですよね。 そこで、綺麗に剥がせる塩ビ素材でステッカーを作ることで、PCを管理する「情報システム部(情シス)」の方々の手間を省けないか、と考えました。 このアイデアをもとにステッカーの企画を立ち上げ、「この取り組みを、いろいろな会社で一緒にやりませんか?」と、現在さまざまな企業に呼びかけているところです。
すでに40社近くの企業やコミュニティにご参加いただいており、盛り上がってきているところです。これについては、インフラ業界だけでなく、より幅広いエンジニアの方々に楽しんでもらえたらと考えています。

寺田: いいですね!「ステッカーを貼りたいけれど、きれいに剥がせなかったらちょっと嫌だな」みたいに思っちゃいますよね。これも業界を盛り上げていこうという取り組みですね。

小林:そうですね。この取り組みはITインフラ業界に限定しているわけではありません。私たちのように物理的なハードウェアを持たない会社も参加できますし、先ほど申し上げたようなエンジニアコミュニティ単位で参加していただくことも可能です。
対象もインフラエンジニアに限りません。開発系のエンジニアはもちろん、例えば放送業界のような、少し異なる分野の企業にも参加を呼びかけています。 最終的には、所属業界を問わず「こういうカルチャーが好きなエンジニア気質の人たち」とでも言いましょうか、そういった方々の心に届けばいいな、という想いで、どんどん輪を広げている最中です。

寺田:では最後に、小松さんはいかがでしょう。

小松: はい。私自身はアイデアを出すのが得意な方ではありませんが、私たちの上長が「面白い企画を考えることが最優先だ」という方針なので、なんとか新しい企画を考えようと日々奮闘しています。
カプセルトイやステッカーのおかげで、「APCは何か面白いことをするぞ」という認知が少しずつ業界内に生まれてきたと感じており、一緒に業界を盛り上げてくださる仲間が増えている実感があります。今後も、様々な方たちと面白いことができたらいいなと思っています。

寺田:期待しちゃいます!
そして、お2人のお話は、次回も続きます。次回は、元デザイナーの小林さん、元パティシエの小松さんという、お2人の興味深いキャリアについてお伺いしたいと思います。

7. クロージング

寺田: 永江さん、初のゲスト会、いかがでしたか?

永江: やはり面白いですね。ある程度は知っていましたが、この企画のきっかけが小林さんの飲み会だったとは知らなかったので、「そうだったのか」と(笑)。改めて開発の裏話を聞けて、ファンの皆さんにとっても興味深い話だったのではないでしょうか。

寺田: そして何より、エーピーコミュニケーションズさんの「業界を盛り上げたい」という挑戦する姿勢をひしひしと感じました。

永江: ありがとうございます。「APCは面白いことをしている」という印象が少しずつ定着してきているのを肌で感じるので、これをさらに強くしていきたいですね。

寺田: これからに期待ですね。エーピーコミュニケーションズさんに興味を持った方は、ぜひご連絡をください。新しいことができるかもしれません。

永江: はい。是非来て欲しいですね。

寺田:この番組はSpotifyApple PodcastAmazon Musicで配信中です。
ポッドキャストへのフォローとレビューもぜひお願いいたします。
番組へのご質問やリクエストは、専用フォームか、各種SNSから受け付けております。気になることがありましたら、ぜひお寄せください。