ABOUT THIS SITE

あなたにエーピーコミュニケーションズを知ってもらうためのSiteです

2026/06/18

会社任せにしない、自らを更新し続ける環境の活かし方 【人事・小山が迫る、APC社員のキャリア戦略 Vol.1】

変化の激しいIT業界では、転職をすることでキャリアを築くスタイルが珍しくありません。しかしエーピーコミュニケーションズ(以下、APC)には、10年、20年と腰を据えて長く活躍し続けるエンジニアが数多く在籍しています。

なぜ、彼らはAPCを選び続けるのか――。

「ここには、一つの組織にいながら自らをアップデートし続けられる環境がある」と語るのは在籍9年目を迎えるマネージャーの三枝さん。これまでに7回の転職を経験してきた人事・小山との対談から会社にキャリアを委ねず、第一線で輝き続けるためのヒントを紐解きます。

 

三枝 浩太(さえぐさ こうた) iTOC事業部 MBS部 NetDevOps マネージャー
新卒でSIer企業に1年間在籍した後、ネットワーク構築の経験を活かすべく2017年にAPCへ入社。入社後にAnsibleやPythonなどの技術と出会いネットワーク自動化スキルを習得。現在はプレイングマネージャーとしてネットワーク領域を中心とした自動化業務に従事。AnsibleなどのOSS活動にも参加し技術を探求する一方、マネージャーとしてマネジメントにも取り組む。趣味はコーヒーと猫。

小山 清和(こやま きよかず) コーポレート部門 戦略人事本部 Talent Acquisition部 部長
飲食業界、人材ビジネスを経て、2016年10月より前職のグッドパッチに入社し採用体制の構築や採用ブランディングを推進し、IPOも経験。2023年11月にAPCへ入社し、現在は全社の採用戦略を統括する。副業ではプロコーチとしても活動中。

転職せずとも、社内で技術スタックを転換できた理由

小山:三枝さんは現在APCで9年目を迎えていますが、ご自身の技術分野や役割はどのように変化してきましたか?

三枝:入社当初はCisco機器などを扱う、一般的なネットワークエンジニアとしてスタートしました。

当時、数ある選択肢の中でAPCを選んだ決め手は「APアカデミー」という充実した社内研修制度の存在です。会社がエンジニアの成長に本気で投資している雰囲気が伝わってきて、「ここなら新しい領域の技術も、安心してキャッチアップしていけそうだ」と感じたんです。

その期待通り、社内にはPythonやAnsibleに強い先輩たちがたくさんいましたし、先進的な案件に携わるチャンスもありました。そうした環境に背中を押される形で、ネットワーク構築からネットワーク自動化の領域へとスムーズにシフトし、自然と技術転換することができました。

小山:入社時の期待が、実際のキャリアとして上手く形になったわけですね。2019年前後、APCは運用・保守がメインだった状況から、設計構築などの上流や新規事業の立ち上げなど、大きく舵を切る事業転換期がありました。会社自体が大きく変わっていくことへの不安や、それに伴う迷いはありませんでしたか?

三枝:会社が変わることへの不安やネガティブな感情は、正直全くなかったですね。むしろ自分がまさにやりたいと思っていた「ネットワーク自動化」を推進する動きが、会社全体で一気に加速していったので「これはチャンスだ、絶対にいいほうに行く」とポジティブに捉えていました。

自分が伸ばしたい技術の波が会社の中にあったので、わざわざ転職をして新しいことを探す必要性を感じず、このままAPCという環境にいた方がいいという判断でした。

強みを評価する社風と、現場レベルで根付くキャリアパスの多様性

小山:自動化領域へシフトしていったとのことでしたが、そうやって三枝さんが自分の興味を追求して変わっていく姿に対して、会社や周囲はどんな反応でしたか?

三枝:歓迎して後押ししてくれる雰囲気でしたね。特に印象に残っているのは、コロナ前に経営陣が掲げた「Break Limits(限界突破・毎日少しずつ成長しよう)」というメッセージです。

このメッセージ通りAPCには一律の基準を押し付けるのではなく、いかに自分の「強みを発揮したか」を重視して評価してくれる社風があります。自分がやりたいことに熱中できて、それを正当に評価してくれる環境はとてもありがたかったですね。

そして、その社風は制度だけでなく、現場レベルにも深く根付いていると感じています。私自身、当時の上司から「技術を極めるプロフェッショナル職(以下、プロ職)が向いているんじゃない?」と声をかけてもらい、プロ職の道を選択しました。これが私のキャリアの大きな転機になりました。

小山:上司がメンバーの強みを見てプロ職へ引き上げる、という動きがあったんですね。

人事の視点から補足すると、APCには年4回の自己申告による評価査定のサイクルがあります。あくまで上司とのすり合わせをする前提があるため、年4回必ず査定を受けられるわけではないですが、本人が発揮した強みや変化をきめ細かく正当に評価できる仕組みを整えています。

三枝さんが選択されたプロ職だけでなく、案件遂行に特化したプロジェクトマネジメント職、マネジメントとテックリードを担うエンジニアリングマネジメント職など、エンジニアとしての専門性を軸に、個人の志向に合わせた幅広いキャリアパスが用意されているのも特徴です。

※参考記事:APCだから叶う、エンジニアがエンジニアであり続けるキャリアパス

三枝:そうですね。そのおかげで、すごく前向きにチャレンジできたと思っています。プロ職になったことをきっかけに、外部登壇やAnsible関連の書籍執筆など、アウトプットを習慣化するチャンスをたくさんいただくことができました。

小山:そういったアウトプットの習慣は、現場でのお客様に対するアプローチにも、良い形で影響を与えていそうですね。

三枝:本当にそう思います。APCのメンバーは「この要求の背景には、本当はどんな課題があるんだろう?」と、お客様の要望の一歩奥に踏み込んで提案する人が多いと思います。

単に言われた通り要件をこなすだけではなく、お客様の本当の目的を達成するために伴走してこそ、APCの価値が発揮できると考えています。
「本質的な課題を解決して期待以上の付加価値を提供することが、自分やf自社への信頼を生み、何よりお客様のビジネスの成功に貢献できる」と実感しているからこそ、自然とそうした動きになるのだと思っています。

コンフォートゾーンに甘んじず、次の10年の挑戦へ

小山:1つの組織で長く働いていると、業務に慣れて成長が止まるコンフォートゾーンに入ってしまう瞬間もあるかと思います。この9年、三枝さんはそうした停滞を感じることはありませんでしたか?

三枝:あまりなかったと思います。これまでを振り返ってみると、自然と負荷をかけにいっている感覚がありますね。

小山:「自然と負荷をかけにいっている」とは?

三枝:自分の中では、そこまで必死に勉強している感覚はないんです。
「仕事でラクをしたい、自分の武器を増やしたい」という目的意識で、とりあえず手を動かしてみるという自然体のスタンスです。

その昔、先輩に「モチベーションなんて上がらないよ。やるかやらないかだけ。状態に関係なく少しずつやればいいんだよ」と言われたことがありました。その言葉がずっと頭の片隅にあって、今日は気が乗らないなという日でも停滞しないよう「一歩だけでも手を動かしておく」ことを大切にしていますね。

小山:モチベーションという一時的な感情に頼らないからこそ、常に冷静に自分の立ち位置を見極められるのかもしれないですね。

三枝:そうかもしれません。実際に今後の10年を見据えた際、現状の技術スタックだけで「エンジニアとしての持続的な市場価値」を維持できるか、という危機感がありました。
技術に掛け合わせる次のコアスキルとして「マネジメント」を経験すべきだと考え、自らサブリーダーに手を挙げたんです。

現在はマネージャーとして8名のメンバーを統括していますが、今まさにチームマネジメントの難しさに直面しているところですね。奮闘中です(笑)。

小山:コンフォートゾーンに安住せず、自ら次の成長に向けてストレッチされている、素晴らしいプロセスだと思います。最後にこれからの10年、APCでどのようなキャリアを築いていきたいですか?

三枝:単にピープルマネジメントに特化した管理職を目指すのではなく、あくまで技術を軸に据えた存在でありたいと考えています。

次の10年は、技術を究めた上で会社の方針や経営の意思決定にコミットする「シニアプロフェッショナル職」を見据え、自分自身をアップデートし続けていく。これが現在の目標です。

小山:三枝さんがどこまで進化を続けていくのか、本当に楽しみです。本日は貴重なお話をありがとうございました。

【人事・小山の視点】会社にキャリアを委ねず、自ら持続的に市場価値を高める

インフラエンジニアの採用に関わっていて感じるのは、キャリアに関しての情報が少ないということ。そのためか、他の分野のエンジニアよりも、転職なども含めたキャリア形成に対して受け身な方が多い傾向を感じます。
「このままではキャリア的にはよくない」と思うものの、「自身の経験領域で、市場で通用するのだろうか?」と不安を感じて、なかなか次の一歩を踏み出せない。そんな声を耳にすることも少なくありません。

しかし、今回の三枝さんの歩みはまさにその真逆です。社内に存在する学習環境や、優れた知見を持つ先輩エンジニアといった環境を能動的に活かしながら、組織の中で自身の市場価値を再定義していく。そして、現在のポジションに安住しそうになった瞬間、あえて未経験の領域へ自ら手を挙げ、成長の速度を再加速させていく。

私は転職を繰り返す中でキャリアを築いてきた人間ですが、三枝さんのようなキャリアパスこそが、一つの組織に長く身を置きながらもキャリアのオーナーシップを自ら握り、持続的な成長を叶えるための戦略なのだと感じます。
主体的な意志を歓迎し、個人の強みや挑戦を正当に評価することを大事にしているAPCだからこそ、三枝さんのようなプロフェッショナルが停滞することなく、長期にわたり輝き続けられるのだと思いました。

* * * *

エーピーコミュニケーションズでは中途も新卒も積極的に採用中です。
お気軽にご連絡ください!

採用サイト

▼エンジニアによる技術情報発信
tech blog APC
Qiita