2023/06/01
楽しいエンジニアライフを応援する、エンジニアリングメンター室とは
こんにちは、エンジニアリングメンター室の横地です。
APCには「エンジニアリングメンター室(以降 EM室)」という、エンジニアがエンジニアを応援するオフィシャルな部署があり、一歩踏み出すエンジニアをサポートするためにさまざまな取り組みをしています。エンジニアが本来のパフォーマンスを発揮して、楽しいエンジニアライフを過ごせるよう、エンジニア自身でサポートしたいという思いで、2019年から始めました。
EM室立ち上げ当時は、室長に加えてメンバーは一人のみでしたが、現在は3人に増えました。メンバー全員がエンジニアの業務をしながらの兼務です。管理職でない、いちエンジニアの立場で何ができるか、日々考えて同じ思いで取り組んでいるメンバーです。
今回は代表的な取り組みを2つご紹介します。
メンタリング(相談窓口)
EM室はエンジニアライフにまつわる相談を受け付けています。取り扱っている主なテーマは以下のとおりです。
・ブログや登壇などのアウトプット
・学習方法について
・技術に特化した職種にについて
中でも、ブログの相談が一番多いです。「どんなサービスを選んだらよい?」「こんなネタってあり?」「下書きをレビューしてほしい」などの相談が寄せられます。相談するのはハードルが高いなという人向けに、技術ブログの社内勉強会を開催することもあります。
また、登壇については資料のレビューや、発表練習を聞いてフィードバックする、といったことをしています。
▲イメージ
このような相談ごとは、所属部署の人や同期にしてもらうかたちでも、もちろん良いと思います。EM室は、オフィシャルな相談先の選択肢を増やす、そんな役割を持っています。
内容によっては、EM室のメンバーだけでは対応しきれない場合もあります。その場合は、協力者を探してつながりを作ったり、「ここで相談すれば解決するかも」と場を紹介したります。
これまでの相談は30件以上。相談者からは「アウトプットのハードルが下がった」「モチベーションが向上した」などの意見をいただいています。
技術雑談イベント「AP Tech Talk」
APCでは2020年からリモートワーク化を進めており、現在では90%以上の社員がリモートワークを行っています。働きやすくなった一方で、社内のエンジニア間の接点が少なくなってきたと感じていました。そこで2021年にいっしょに問題を解決したり、もやもやを解消したり、仲間を見つけたりする場として、技術雑談イベント「AP Tech Talk」というイベントを立ち上げました。現状オンラインで開催していています。
相談や議論、会話をベースとしたイベントなので、特に資料を用意する必要はありません。興味深かったブログ記事や、別のイベントの発表資料を持ち寄って意見を交わしたり、「テストってどうやってる?」のような相談ベースで進めていきます。
「では雑談どうぞ!」では場が成り立ちませんので、毎回テーマを設けています。たとえば、これまで以下のようなテーマで開催してきました。
・Azure の勉強ってどうやってる?
・Microsoft Build振り返り会
・プロ職(技術に特化した職種)相談会
・新人や若手におすすめしたい技術書
・IaCや自動化のテストってどうやってますか?
▲みんなで書き寄せた気になることや意見が会話のネタになる
テーマは常時募集していて、応募があったら企画者と日時などを決めて開催します。応募がない時はタイミングを見計らってEM室自身で企画しています。
これまでに14回開催して、のべ140人のエンジニアが参加してくれました。
参加者からは「知らない人を新しく知れた」「技術的な知見が得られた」など、実務的にもコミュニケーション的にもポジティブな意見をいただいています。
このイベントに関する設計思想は、こちらのnoteに書いています。同じような課題を感じている方の参考になれば幸いです。
社内の技術雑談イベント「AP Tech Talk」の場の設計
また、当社副社長の永江もこのイベントについての考察をnoteに書いているので、良かったらご一読ください。
APCのエンジニアがつくったオンラインの「エンジニアが集まる場」
ご紹介した2つ以外にも、コミュニケーションの活性化や、エンジニアの興味と事業を結ぶ仕組み作りなどを絶賛取り組み中です。
このように、APCにはエンジニアがエンジニアを応援する部署があります。もしご興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、中途も新卒も積極的に採用中です。お気軽にご連絡ください!
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