2024/05/24
ウチの推しメン!早房 佑樹:学習への姿勢と習熟速度の速さが推しポイント!
APCのエンジニアが自社の推しメンを紹介する「ウチの推しメン」!
第6弾は、クラウド事業部 のグループマネージャー 清水の推しメン、早房 佑樹のご紹介です!
推しポイント
(クラウド事業部クラウドテクノロジーパートナー部 グループマネージャー 清水雄樹)
早房さんとは2023年から一緒にお仕事をさせていただいています。当時は、Azureを基盤とした運用の自動化や各種情報の整理を担当されていたのですが、「開発は初めて」のことだったのにも関わらず、あっという間に要件定義から開発までを一人で任せられるまでに。その「学習への姿勢」と「習熟速度の速さ」に驚かされました。
現在は、メタバースコミュニケーションシステムの開発案件に携わり、リーダーポジションでご活躍されています。
自己学習も継続してされてるそうで、直近ではAWS7冠を達成されて技術力に磨きがかかっており、ブログ等のアウトプットにも前向きな姿勢でとても好印象です。次世代のリーダーとして今後の活躍に期待してます。
プライベートでは育児に奮闘されていて、いつも楽しくお子さんの話を聞かせてもらってます。
推しメンインタビュー:早房 佑樹
——早房さんの現在の業務内容を簡単に教えてください。
現在は、メタバースコミュニケーションシステムの構築・運用管理を担当しています。エンジニアとして開発業務に携わることもありますが、最近ではチームにおけるリーディングがメインでチーム全体の進捗管理、各メンバーのタスク管理、定例会のファシリテーション、仕様書や手順書の作成、メンバーのマネジメントなどを担当しています。
その他でいうと、この業務とは別で全社横断のワーキンググループの一つである「AWS施策チーム」に所属しながらAWSの資格全冠を目指して勉強中です。全11の資格中、7つまで取得したところです。
——早房さんのキャリアのスタートはエンジニアですか?
実は、パン屋のスタッフがスタートです(笑)。バイトで働いていたパン屋での仕事が楽しくて、そのまま正社員になりました。美味しいパンが焼けたり、馴染みのお客さんと会話をしたり、スタッフと一緒にお店を切り盛りするのがすごく面白かったんです。
ただ、割とハードな体力仕事だったので長く働いていくイメージが持てず、26歳の時、エージェントに勧められるままIT業界に転職をした流れです。当時を振り返ると若かったなと恥ずかしい気持ちですが、あの頃は仕事に対して特別なこだわりは持っておらず、長く働けるならどんな仕事でも良いと思っていました。
——そうだったんですね。未経験からのエンジニアはいかがでしたか?
オンプレミスのサーバー設計構築に携わったのですが、知識も経験も全くない状態でしたからものすごく苦労しました。自分には向いていないかも、やっぱり辞めようかな…と思ったこともありましたが、経験を積む中で“自分でもできる”と少しずつ自信をつけていった感じです。
その後、子供が生まれるタイミングで地元の静岡に移住を決めました。当時はまだリモートワークが浸透しておらず出社が前提でしたから、静岡の企業に転職する必要があって、新たに地銀の情報セキュリティ部門の社内SEとして働くことにしました。
——そこでのお仕事はいかがでしたか?
言葉を選ばずにいうと…半年ぐらいで飽きてしまいました。毎日同じ仕事の繰り返しで、特に苦労することもない。だんだんと不安を感じるようになっていったんですよね。ここまでエンジニアとして必死に食らいついて積み上げてきたものがバラバラと崩れていくような…そんな危機感に似た気持ちを抱いていました。
振り返ってみると、ここが私のターニングポイントの1つだったと感じています。もっとクリエイティブな仕事がしたい、もっとエンジニアとしてのスキルを伸ばしたい、もっと自分を磨いていかないと…向上心のような想いが芽生えたきっかけだったと思います。
——仕事に向き合う姿勢が変わったんですね。
そうですね。そこから、クラウドサービス市場の拡大を見据えて、自分もその分野に携わりたいと考えるようになりました。市場価値の高いエンジニアとして成長したいと思っていた中で出会ったのがAPCです。フルリモートワークOKだったので、静岡での生活を諦めることなくエンジニアとしてスキルアップが目指せる点が決め手になりました。
——入社して、フルリモートで働けていますか?
完全リモートワークで働いています!最後に出社したのは、たぶん1年以上前…じゃないでしょうか。通勤時間がないので、仕事が終わったらすぐに家族との時間に使うことができて、この生活スタイルがとても気に入っていますね。
それから仕事におけるターニングポイントがもう1つあって、それはAPCで尊敬できる上司に出会えたことです。その方は、今回の企画で僕を推薦してくれた清水さんなので、すごく嬉しかったですね。
——そうだったんですね!どのような印象をお持ちですか?
今のプロジェクトに異動する前に1年程一緒に仕事をさせてもらっていたのですが、エンジニアとしての技術はもちろん、グループマネージャーとしてのスキルの高さを感じることが多々ありました。
清水さんは1on1の時間を毎週取ってくださっていたのですが、そこでの時間が自分にとっても大きなものになっていました。仕事の悩みだけじゃなく、子供のことなどプライベートの話をすることも多く、何でも話し合える関係が築けているので、心の底から信頼できる上司でした。
だから、清水さんから「AWSの資格取得目指してみたら?」と提案をもらったときも、「やってみます」と迷うことはなかったんです。清水さん自身もコンプリートを目指して勉強中だったので、「自分もやろう、先に全冠達成しよう!」と気合がはいりました(笑)
それから、現在、技術ブログの執筆にも注力しているのですが、これも清水さんから「インプットしたことをブログに投稿してみたら?」と言われたことが始まりです。たぶん他の方に言われても何もしなかったと思うけれど、実際に清水さんがガンガン投稿しているのを見ていたので、自分もやってみようかなと思えた。少しでも近づきたい、期待に応えたいという気持ちがあったんじゃないかなと思います。
——めちゃくちゃ素敵な関係ですね。
刺激がもらえる良い環境で働けていると思います。
こうして自己研鑽を続けていくうちに、だんだんと勉強することが面白いなと思うようになりました。資格を取ればそれだけ自分をアピールする武器が増えていくし、頑張って勉強したことは日々の業務に活かすことができる。試験問題を解く中で、こういう考え方は自分のチームでも使えそうとか、こういう解決の仕方があったのかなど、多くの発見がありますね。
気がつけば勉強習慣が身について、毎日30分、必ず勉強するのが日課になっています。今では勉強しないと気持ち悪くて眠れない体質になってしまいました(笑)。
——今回の推しポイントでもある「学習への姿勢」「習熟速度の速さ」は、APCで段々と積み上げられたものなんですね。
本当にそう思います。
今後のキャリアについては、評価いただいたポイントを大事にしながらエンジニアとしても、リーダーとしても力をつけていきたいです。まずエンジニアとしては、技術的に足りていない部分も多々あるので、そこは1つひとつしっかり学習していきたいと思います。そして、夏までには念願のAWS全冠を目指します!
リーダーとしてはマネジメントスキルをもっと高めていく必要があると感じています。これまで管理職として必要な知識を体系立てて学んでいないので、APCの社内大学「APアカデミー」を上手く活用し、「ロジカルシンキング」「リーダーシップ」「クリティカルシンキング」「評価者研修」など、マネジメント分野の研修を積極的に受けてみようと考えています。
エンジニアとしての技術力、リーダーとしてのマネジメント力、双方を磨くことでこれから入社する後輩に「何かしらのきっかけ」を与えられる存在になれたらすごく嬉しいですね。
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Qiita