2024/11/28
【22新卒社員インタビュー】つまずきながらも同期と支え合い乗り越えた 密度の濃い研修
自己紹介
文系の学部を卒業し、2022年に新卒でAPC に入社した安藤です。
今は、医療・福祉・介護・行政などの専門職をつなぐサービスのインフラチームとして参画しています。インフラ基盤の設計・構築・運用を担当しており、サービスの安定稼働を支えることを目的としています。
文系の私がなぜこの業界を選んだのかというと、終身雇用が当たり前ではない時代なので、どんな場所でも通用するよう手に職をつけたいと考えたからです。新しいものや学ぶことが好きなので、勉強したことがそのまま仕事の役に立ち、資格などで自分の力の証明を積み上げられるITエンジニアが面白そうだと思いました。東京で働きたかったので、東京に拠点が集中しているIT業界は探しやすかったです。
就活時代に取り組んで役に立ったこと
就職したらあとはたっぷりできると思ったので、就活時代はあまりITの勉強はしておらず、大学でできる勉強や経験を重視していました。
就活では自分と向き合って、自分の趣味嗜好や性格、得意なことや抵抗のあることを分析して、どんな仕事ならただ生活のためだけではなく、自分の生きがいや人生の一部になりえるかたくさん考えました。その時に形成された軸は、就職後の今でも自分の支えになっていると感じます。
APCに入社した理由
就活エージェントの方の紹介でAPCを知り、説明会に参加しました。説明会ではいろいろな社内制度について丁寧な説明がありました。中でも、文系卒でもエンジニアとしてスタートできるよう入社後に十分な研修期間が設けられていたり、その後も社内大学で更に成長できる環境が整っていたりと、社員の成長へのサポートがしっかりしていることに安心感が持てました。また、新卒社員の住宅手当、昇給機会の多さ、個人の尖った才能を生かす文化、多様性、海外志向なども魅力的でした。
▲研修のクライマックス「研修成果発表会」での一コマ
入社してみての感想
入社後すぐに3か月という長めの研修期間が設けられており、技術・ビジネス研修はもちろん、会社のいろんな方々と対談する機会だったり、同期との交流、ITイベントへの参加、レクリエーションなどがありました。主に組織能力開発室の方たちのサポートもあり、充実した研修期間から始められてよかったです。学生から社会人に徐々に移行できた期間でもあったと感じました。
社会人は厳しい世界で上下関係が厳しいのかと思っていましたが、皆さん良い人ばかりでフランクな雰囲気でした。また、年上や年下関係なく実力で見てもらえるのも良い文化だなと思いました。
入社後の苦労
・研修の密度が濃くて、日々周りとの大きな差を実感したこと
講師の方の説明はわかりやすくて面白かったのですが、連日みっちり授業があるので、ついこの前やった内容を忘れてしまったり、自分はまだ飲み込めていないのに周りの同期がどんどん難しい課題に取り組んでいたりしていて、落ち込むこともありました。学ぶこと自体は面白かったので、他人と比べることをやめてみたり、気の合う同期とご飯に行って弱音や苦しさを打ち明けたりして、また頑張れたのが大きいです。すごく感謝しています!乗り越えたというよりなんとか乗り切った感じですが、がむしゃらに取り組んだあの期間は良い時間だったと思います。
・2年目に配属先での小チームをまとめる立場になり、自分の力のなさに苦しんだこと
もともとその立場にいた先輩が異動してしまい、今までその方の力で成り立っていたことができなくなり、すごく心苦しかったです。色々模索して、自分にできることとできないことを線引きするようにしました。自分のわかる範囲内で自分の考えを提示して、あとは上司や先輩に質問する等して、自分一人で抱え込まないようにしました。このやりとりをすることで、自分でもどこがわかっていないのかはっきりできて、食らいついて勉強することができたし、周囲にとってもサポートしやすくなったのではないかなと思います。
自身の成長を感じたとき
質問する力が付いたことです。
私は質問タイムが学生の時からすごく苦手でした。質問は、ある程度理解できている状態だからこそできるものだと思っていたので、まだ自分で調べきれていないなとか、何を聞けばいいかわからなくて、なかなか手をあげられなかったからです。
でも「仕事」は自分一人で完結できる物はほとんどなく、私がいつまでも抱えていると他の誰かに迷惑がかかるような期限があります。なので「完璧じゃなくても、現実的に一旦こういった状態を目指そう」と、ある程度見切りをつけて質問する癖がつきました。周りには質問に答えてくれる人や助けてくれる人が必ずいるので、質問してよかった・ためになったという経験がさらに次の質問への意欲を湧かせてくれました。また、質問するまでもないなと思っても、他の人と会話することで、想定していたベクトルではないけど役に立つ知識を得られたり、新たな発想が生まれたりするので、迷ったら相談してみるというのは良い効果があるのではと思っています。
APCに向いていると思う人
・心優しい人、他者理解に努められる人
・自分で興味ややる気をもって技術に向き合い続けられる人
・ローテーションがあるのでいろんな会社やPJを回って視野を広げたいと思う人
・ブログや登壇などアウトプットの機会がたくさんあるのでやってみたいと思う人
未経験だからといってずっと受け身だったり、プッシュ型で教えてもらえ続けられると思っている人には厳しいかもしれません。
就活生への応援メッセージ
運命的だと思っていた会社にお祈りされたり、優秀な同級生に引け目を感じたり、自分の価値がわからなくなったり、本当にこの道でいいのか自信がなくなったり、やっと内定をもらってもそこでうまく働いていけるか不安だったり……と、悩みは尽きないと思います。
私自身、全く違う学部からこの業界に入りましたが、今ここにいて心地よさを感じています。正しい道がひとつだけあるのではなく、いろんな正解があると思います。
私は今、今までの人生で一番自由を感じていてとってもハッピーです。
社会人には良いこともたくさんあるので、ぜひ就職後の楽しい人生を思い浮かべながら、頑張りすぎず頑張っていただきたいなと思います。
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