ABOUT THIS SITE

あなたにエーピーコミュニケーションズを知ってもらうためのSiteです

2026/04/02

「もっとラクしたい」が原動力。入社4ヶ月でプロ職になったエンジニアの“怠惰”という名の“誠実”な仕事の向き合い方

シリーズ「新しい環境で輝く人たち —— 入社直後から成果を出す理由」 では、エーピーコミュニケーションズ(APC)に入社して間もない時期から成果を上げた社員にフォーカス。早期活躍の理由や、大切にしている仕事観、そして「なぜ、こんなにもスムーズに活躍できたのか?」を語ってもらいます。

今回は、入社わずか4ヶ月でプロフェッショナル職(※)になり、2025年度下期のAPCアワードで「キャリア新人賞」を受賞した竹本さんに話を聞きました。

(※)プロフェッショナル職:専門分野を掘り下げ、技術力を持って社内外から一目置かれるエンジニア職。社内外の技術イベント登壇、書籍出版、OSS開発など多岐にわたる活動を行う。

竹本 七海(タケモト ナナミ) iTOC事業部 BzD部 ACT プロフェッショナル職
京都府出身、関東圏在住。文系大学卒業後、京都のIT企業に2年半在籍し、IoTの研究開発職に従事。その後、東京都内のセキュリティベンダーに5年在籍した後、2025年、APCへ。現在はAnsibleやTerraformなどのIaC技術を駆使し、ITインフラ自動化エンジニアとして活躍中。SecHack365 思索駆動コース 2019年度修了。情報処理安全確保支援士(登録番号 第028630号)。帝京大学理工学部情報科学科通信教育課程 在学。

インフラ構築は、「理想の箱庭」を作る感覚

―― これまでのご経歴と、現在担当されている業務について教えてください。

竹本:大学卒業後、大学在学中から在籍したIoTの研究開発職を経て、前職ではセキュリティベンダーに5年ほど在籍し、セキュリティやインフラ開発に携わっていました。

転機となったのは、関わっていたインフラ領域のプロジェクトがクローズしたことです。「もっと深くインフラを極めたい、自動化をやりたい」という思いが強くなり、インフラを強みとするAPCへの転職を決めました。現在は、IaC技術を駆使した構築の自動化を中心に、AWSやAzure環境での要件定義から実装までを担当しています。

―― なぜインフラ領域に惹かれたのでしょうか?

竹本:もともと、「お家を建てる感覚」が好きなんです。プライベートでも『Minecraft』や『RimWorld』のような、資材を集めて世界を作り上げる箱庭系のゲームが大好きで。設計図を練って、どこに扉を立てて…と試行錯誤しながらコツコツ積み上げていく。そうして実現した自分の世界観を、誰かに喜んでもらう。インフラの仕事はまさにその延長線上にあり、そのプロセス自体が私にとって最高に楽しいことなんです。

技術にも人にも誠実か。私がAPCを選んだ理由

―― 数あるインフラ企業の中から、最終的にAPCを選んだ決め手は何だったのでしょうか?

竹本:一番大きかったのは、Ansibleの領域で積極的に発信されている横地さんの存在です。APCという会社を知る前から『X』で横地さんをフォローしていて、ある日「自動化エンジニアを募集しています」というツイートが流れてきました。そこに書かれていた技術領域が、自分のやりたいこととあまりに合致していて。

職場を選ぶ上で私が重視していたのは、「尊敬できるすごいエンジニアがいる環境」と「やりたい技術領域の明確な一致」。その両方を満たしていたのがAPCでした。

―― 最終的にAPCに入社を決めた理由は何ですか?

竹本:最終的な決め手は、「他者へのリスペクト」が感じられたことです。言い換えると、「人として、組織として信用できそうだ」と思えたから。

実は最後まで検討していた企業があったのですが、そちらは自社の魅力を伝える際に、他社との比較や競争優位性を強調するスタイルでした。

一方APCでは、内定通知後もメールや面談の機会を設けて真摯に向き合っていただき、「これからの人生で、あなたがどうしたいかに向き合って決めてほしい」と、私の未来にフォーカスしてくれました。

長く勤める上で最も大切なのは信頼関係です。この誠実な態度を見てAPCへの入社を決意しました。

「もっとラクしたい」という、自動化エンジニアとしての正義

―― APCアワードの受賞理由の中で「AI活用を提案するなど、入社直後のメンバーという枠組みを超えた行動力」と評価されていますが、新しい環境で声を上げることにハードルは感じませんでしたか?

竹本:現場リーダーに「GitHub Copilotを使って開発したいので、確認してもらえませんか?」と相談したのが始まりでした。当時、私の所属部署が生成AI活用を推進していたこともあり、実務に入れることができればもっと業務を効率化できるはずだという確信があったんです。

私は根がズボラなので(笑)、だからこそ「いかにミスを減らし、スマートに自動化するか」を常に考えています。だから「こうすれば1時間の作業が5分で終わるのに」、と気づいてしまうと、それを言わずに我慢する方が苦しいんです。非効率な現状を見過ごせなくて、つい「これ使いたいです!」と口に出てしまいます。

―― その「徹底した効率化」へのこだわりが、結果的に業務改善や組織への貢献に直結しているのですね。

竹本:そうですね。ソフトウェア開発の世界には「プログラマーの三大美徳」という言葉があります。「怠惰・短気・傲慢」の3つです。

「我慢強くて謙虚」というのも美徳だと思いますが、開発においては面倒な作業を黙々とこなしてしまうのは、既存システムの改善案を生みにくい。逆に、「こんな面倒な作業は絶対に嫌だ」「もっとスマートにできるはずだ」という短気さや傲慢さがあるからこそ、新しい仕組みを創り出せます

一般的には短所とされる性質かもしれませんが、この「怠惰を求めるエネルギー」こそが、エンジニアにとっては最大の原動力。私のモチベーションの源泉も、まさにそこにあると思っています。

―― 試用期間中に、プロフェッショナル職(プロ職)に任命されたそうですね。制度への挑戦や、APCの環境をどう感じていますか?

竹本:プロ職になるためには、11月に申請を出さなければならないのですが、私はその時点ではまだ試用期間中でした。ですが、エンジニアのキャリアを支えるエンジニアリングメンター室という部署の方から、「プロフェッショナル職の申請を出してみたらどうですか」と言われたんです。そのときに、制度として「いつでも挑戦を歓迎する」というAPCの力強いメッセージを感じました。

また、入社直後の10月に、社内技術イベント『AP Tech Fest』に登壇しました。丁度その頃、初めて登壇をする場合は登壇手当が2倍になるという「初めて登壇応援キャンペーン」中だったこともあり、プロ職への実績作りもかねてチャレンジしました。

こうやってアウトプットをポジティブに奨励してくれる風土があるのは、エンジニアとして本当にありがたい環境ですね。

「やるやる詐欺」でもいい。失敗を恐れず打席に立つ

―― 早期に高い成果を出せた秘訣は何だと思いますか?

竹本:とにかくたくさん目標を掲げることでしょうか。

私、自分のことを「やるやる詐欺」の常習犯だと思っているんです(笑)。「あれやります、これもやります」と100個くらい宣言するんですが、実際に着手するのは20個くらいで、最後までやり遂げるのはそのうちの数個です。

多くの人は「言ったら絶対にやらなきゃ」とリスクヘッジをして、確実な目標しか立てられなくなってしまう。でも、それだと自分の本当にやりたいことが見えなくなったり、最初の一歩が踏み出せなくなったりして、もったいないなと思うんです。

―― 宣言してもできなかったとき、自分を責めたりはしませんか?

竹本:「自分を裏切ってはいけないこと」については、死守しています。たとえば語学アプリでの毎日の積み重ねなど、継続に意味があるものは絶対にやります。

でも、新しい挑戦に関しては、できなくても落ち込む必要はないと思うんです。目標を1つに絞って必死に頑張るのも素晴らしいことですが、100個の目標を掲げて1つ当てるのも、結果として残る成果は同じ。長い目で自分を甘やかしつつ、とにかく打席に立ち続ける。その気楽さが、チャンスを呼び込む秘訣だと思っています。

スキルは自分だけのものではない。育ててもらった恩を社会へ

―― 竹本さんが仕事に向き合う上で、大事にしている価値観を教えてください。

竹本:「自分のスキルは自分だけのものではない」という思いが強くあります。きっかけは2019年度に修了した国立研究開発法人情報通信研究機構( NICT )主催の若手セキュリティイノベーター育成プログラム「SecHack365」でした。そこで、自身のプライベートを削ってでも後進を育てようとする講師の方々の熱意に触れ、育ててもらった恩は、社会や次の世代に返していかなければいけないと強く感じました。

―― 自分のスキルを誰かのために使うという視点が、仕事の責任感の核になっているんですね。

竹本:そうですね。私たちが手掛けるシステム構築はお客様の事業の「土台」作りです。だからこそ、新しい案件に入る際は、必ず業界地図でお客様の事業を調べ、その社会貢献性を理解することから始めます。お客様をリスペクトし、その支援を通じて自分も社会に貢献する。それが大事にしているスタンスです。

―― 最後に、今後の展望や目指す姿を聞かせてください。

竹本:まずは技術面をさらに研鑽し、独り立ちできるレベルまで伸ばしていくこと。そして社内にとどまらず、社外のエンジニアコミュニティやオープンソースソフトウェアの活動にも積極的に貢献していきたいです。

かつて私が、横地さんの発信を見てAPCを知ったように、ゆくゆくは私自身がコミュニティ全体に影響を与えられるエンジニアになりたい。そして「APCには技術に尖った面白い人がいるぞ」と外の世界に名を轟かせられる存在を目指して、これからも挑戦を続けていきたいと思います。

* * * *

エーピーコミュニケーションズでは中途も新卒も積極的に採用中です。
お気軽にご連絡ください!

採用サイト

▼エンジニアによる技術情報発信
tech blog APC
Qiita