2026/02/12
【25新卒社員インタビュー】「親以上に大切にされる」安心感。未経験の私が、一人のプロとして迎えられた場所
文系出身で、IT知識はゼロ。本当にエンジニアとしてやっていけるのだろうか――
就職活動中、そんな不安を抱く学生は少なくありません。2025年4月、APCに新卒入社した吉村さんも、かつてはその一人でした。
東欧の大学で政治学を専攻していたという吉村さんは、なぜITの世界に挑戦し、APCという場所を選んだのか。
入社から約10ヶ月が経ち、「親以上に大切にされている」と語る吉村さんに、安心感のある現場だからこそ得ることができた確かな自信と、文系出身ならではの武器、そしてエンジニアとしての“現在地”を語ってもらいました。
吉村 公太朗(よしむら こうたろう) iTOC事業部 MBS部 FIG SIチーム
2025年新卒入社。東欧の大学で政治学を専攻。入社時は知識ゼロの完全未経験だったが、3ヶ月の研修を経て、現在はネットワーク機器のインフラ構築や保守業務に従事。技術だけでなく顧客体験を向上させる提案型エンジニアを目指して奮闘中。
東欧で学んだ政治学と、ITへの再挑戦
―― 東欧の大学を卒業したと聞きましたが、まずは吉村さんの経歴を教えてください。
吉村: はい、高校卒業と同時に東欧の大学へ正規留学し、現地の大学で政治学を専攻していました。海外の大学を選んだのは、英語で学びたいという思いと、高校3年生の時に経験したコロナ禍の閉塞感が影響しています。
当時の日本で希望を見出しにくい環境にいるよりは、全く知らない土地へ飛び込んでみようという気持ちが強かったんです。今振り返れば、若さゆえの決断だったようにも思います(笑)。
東欧を選んだのは、経済的な理由です。物価が安く、生活のしやすさがあります。学費についても、アメリカやイギリスと比べて東欧は比較的費用が、かからなかったためです。また、親元を離れ、外国で自立した学生生活を送りたかったというのも一つの理由です。
―― そこからなぜ、日本のIT企業へ?
吉村: 実は大学進学時、ITの勉強に一度挫折しているんです。もともと興味はあったのですが、現地のIT教育は非常にレベルが高く、高度な数学的素養が求められました。当時の自分の語学力と数学力では卒業は難しいと判断し、一度はITの道を諦めて政治学に専念することにしたんです。
政治学を学ぶ中で、ウクライナ侵攻などの国際情勢を目の当たりにしました。当時ヨーロッパで学生生活を送っていた私にとって、日本にいるよりもずっと身近に「世界の危機」を肌で感じました。そこで突きつけられたのは、学問を学ぶだけではどうにもできない現実があるという「無力感」でした。
学問だけでは太刀打ちできない現実を知ったからこそ、もっと実務的で、社会を具体的に支えるスキルを身につけたいという思いが芽生えました。日本で働くなら、かつて諦めたITに、今度こそ本気でチャレンジしたい。そう思い、就職活動ではIT業界を目指しました。
「未経験だから」と手加減しない。「プロになる覚悟」を問われた面接が、入社の決め手
―― 未経験からの挑戦にあたり、企業選びで重視したことは何でしたか。
吉村: 一番の懸念は「技術についていけずドロップアウトすること」だったので、未経験者向けの研修制度が充実していることは必須条件でした。
その中で、最終的にAPCを選んだ決め手は社風です。「エンジニアが事業の中心(Engineer Driven)」という職人気質な空気感に惹かれました。
他のIT企業の説明会にも参加しましたが、実際は営業やセールスがメインで、技術の中身が見えにくい会社も意外と多かったんです。でもAPCは、公式サイトや社員の方が書いている「技術ブログ」を見ても、エンジニアの一人ひとりが技術を尊重し、アウトプットを出し続けている。ここなら、本当の意味での専門性を身につけられると感じました。
―― プロフェッショナルな環境に飛び込むことに、怖さはありませんでしたか?
吉村: 面接での対応がその不安を払拭してくれました。他の企業では、私が文系でIT未経験だと分かると「じゃあ、簡単な話から始めましょうか」といった具合に、どこか目線を下げた面接をされることもありました。もちろん配慮だとは思うのですが、「未経験者扱い」されているな、と感じてしまうことが多かったんです。
一方で、APCの面接は違っていて。未経験という前提はありつつも、「プロを目指すために、あなた自身はどうしていきたいか?」と、最初から一人のエンジニア候補として対等に向き合ってくれたんです。変に甘やかすわけでもなく、見下すわけでもない。「プロになる覚悟」を問われているような真摯な姿勢を感じて、「この会社なら、自分も一流のエンジニアになれるかもしれない」と思えたんです。

▲入社式で、取締役や執行役員と一緒にゲームを楽しむ様子
他社の経験者と対等に議論できたことが、確かな自信に
―― 入社時、IT知識レベルはどのくらいだったのでしょうか?
吉村: 本当にゼロからのスタートでした。資格の名前をいくつか知っている程度で、それらがどう繋がり、ビジネスとしてどう価値を生んでいるのか、全く想像がつかない状態でした。ですから、入社当初はやはり不安もありましたね。
―― その不安は、どのように解消されていったのですか?
吉村: やっぱり入社後3ヶ月間の研修が非常に大きかったです。座学で知識を入れつつ、実機を触って手を動かす。この繰り返しで、「あ、本に書いてあったのはこういうことか」と理解が進みました。
―― 研修時に手応えを感じた瞬間はありましたか?
吉村: 外部研修に参加した際のエピソードが印象に残っています。
そこでは、他社の経験者の方もたくさん受講されていました。最初は会話についていけなかったのですが、研修が進むにつれて内容が深く理解できるようになり、気づけば経験者の方々とある程度対等に議論できるようになっていたんです。「経験者が難しいと感じている内容を、未経験スタートの自分もクリアできている」。その事実に気づいた時、自分の中に大きな自信が生まれました。
配属後の実務も、研修の「答え合わせ」をしているような感覚でした。現場で専門用語が飛び交っていても、「これは研修でやったあの内容だ」とすぐに紐付いていく。あの濃密な3ヶ月があったからこそ、スムーズに実務に入っていけたのだと思います。
―― その自信を持って現場に立ち、10ヶ月を振り返ってどのような瞬間にやりがいを感じましたか?
吉村: 自分の作業が誰かの役に立っている、と実感できた時です。特にお客様先で物理的なネットワーク構築を行った時のことは忘れられません。
今まで設計図の上でしか見ていなかった機器を実際にお客様の現場へ設置し、そこで働く方々の顔を見た時、「自分はこの人たちの仕事を支えているんだ」という手応えと責任感を抱きました。もしシステムがダウンしたら、この人たちの業務が止まってしまう。その緊張感も含めて、エンジニアとしてのやりがいだと感じています。
―― 吉村さんのような文系出身者の強みは、どこにあると思いますか?
吉村: 政治学で培った「論理的思考力」は間違いなく武器になっています。特にトラブルシューティングや設計の場面では、「なぜそうなるのか」「どうすれば解決するのか」というプロセスを、ロジカルに組み立てる力が必要です。政治学も、社会の仕組みを解き明かす学問ですから、その思考プロセスはITの考え方と似ていると思います。
また、技術を他人に教える際、未経験だったからこそ、わからない人の立場に共感しながら説明することができます。こういった点も未経験だったからこそのアドバンテージだと考えています。

▲日本最大級のITイベント『Interop Tokyo』のAPCブースでの様子
圧倒的な安心感が、挑戦のエネルギーに変わる
―― 現場でのサポート体制については、どのように感じていますか?
吉村: 本当に「親にさえ、こんなに大切にされたことがない」と思うくらい、大切に育てていただいていて、日々感動しています。
―― 親以上ですか! それはすごいですね(笑)。
吉村: 本当にそうなんです。週に一度のメンター面談では、どんな些細なことでも相談できますし、技術的なレクチャーを受ける際も「吉村さんの現在のレベルに合わせて、ここから噛み砕いて説明するね」と、常に私に寄り添って配慮してくれるんです。
先輩方が優しく、かつ技術的に心からリスペクトできる環境なので、安心してその背中を追いかけることができています。もちろん、ただ甘えるのではなく「早く先輩のようになりたい」という強いモチベーションにもつながっています。
―― 今後、APCでどのようなエンジニアになりたいと考えていますか?
吉村: 技術を極めるのはもちろんですが、お客様へ寄り添った提案ができるエンジニアになりたいです。課題を丁寧にヒアリングし、「こうすればもっと業務が楽しくなる」「効率的になる」といった、顧客体験を向上させるプラスアルファの提案ができるエンジニアになりたい。
また、自身のコミュニケーション力を生かしてお客様も、そして私たちエンジニアもハッピーになれる関係性を築くことも目標としています。ただし、このようなスキルは豊かな技術への知識や現場の経験があってこそだと考えているので、現在は圧倒的な実力を持った先輩方の背中を追いかけながら、日々の業務で基礎的な地力を鍛えています。
―― 最後に、APCへの入社を検討している文系・未経験の方へメッセージをお願いします。
吉村: もし今、「文系だから」「未経験だから」と迷っているなら、「環境は全て揃っている。あとは自分の中のスイッチを押すだけ」だと伝えたいです。
APCには、意欲さえあれば全力で支えてくれる仲間と、成長できる土壌があります。文学や政治、経済などで学んだ「人間」や「社会」への視点は、ITというビジネスの本質を理解する上で必ず役に立ちます。ぜひ自信を持って、この世界に飛び込んできてほしいなと思います。
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