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2023/11/27

エンジニアインタビュー:エンジニアリングマネージャー職「持ち前の情熱とスキルに裁量を加え、事業の成功に向けて邁進する」

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エーピーコミュニケーションズには、エンジニアがエンジニアのままキャリアアップできる3つの職種があります。
・プロフェッショナル職(プロ職)
・プロジェクトマネジメント職(PM職)
・エンジニアリングマネージメント職(EM職)

この制度設立の背景やそれぞれの概要はこちらの記事に書いておりますので、ぜひ併せてご一読ください。

APCだから叶う、エンジニアがエンジニアであり続けるキャリアパス

なぜその職種を選んだのか、なってみて良かったこと・大変だったこと、などをそれぞれの職種のエンジニアにインタビューをしました。
今回はエンジニアリングマネージャー職 山根 康裕のインタビューです。

* * * *

-担当されている案件概要とチームでの役割を教えてください

私が所属している0-WANでは、事業部が掲げる3つのゼロ(ゼロトラスト・ゼロタッチプロビジョニング・セロタッチオペレーション)の一つとなるゼロトラスト事業を担うプロジェクトのエンジニアリングマネージャーをしています。
0-WANでは従来の境界防御型ネットワークからゼロトラストモデルへの刷新を検討されているお客様の、企画・構想・立案~運用までの全工程をサポートしています。
0-WANでの私の役割としてはプロジェクトのマネージャーと案件PM、お客様の企画構想支援の牽引役、そして営業活動と幅広く多岐に渡ります。

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– なぜEM職を選択したのでしょうか?

先端技術を取り扱うゼロトラスト事業の立ち上げおよび拡充には、テックリードとマネジメント(特に人的リソースの獲得)の両面を広げていく必要があります。
ゼロトラストセキュリティの分野はインフラ領域全体のアップデートにあたるため、これまでのオンプレミス環境におけるネットワーク・サーバ・セキュリティのようなテクニカルカットが難しく、幅広い知識を必要とします。また、業界的にも新しい領域のため、新プロダクトが誕生したり新機能がリリースされるなど、非常に情報のアップデートが早く情報に置いて行かれないようにしなければなりません。
このため、テックリードには積極的にセミナーへの参加や情報のアップデートを行うという役目があります。
人的リソースの獲得には外注や社内からの異動受け入れだけではなく、一緒に事業を成功へ導くために牽引することができる仲間を探す必要もあります。
この新しい事業を成功させるため、その両面の裁量と責任を負うことが可能なEM職を選択しました。

-EM職のやりがいや面白さはどんなところですか?

事業の成功へ向けて裁量を持って活動できることだと思います。
特に0-WANは0→1を創る、砂漠にオアシスを建築するようなものなので全てがゼロからのスタートです。EM職の立場で無ければ今のような事業展開を進めていくことは難しかったかもしれません。

特に予算管理と採用の裁量を持たせてもらっていることが大きいと感じています。
この分野では新しい領域の技術を使うため、それを試す検証環境の準備には相応の予算と判断スピードが必要になりますが、ある程度の額の年間予算を任され、その投資先をメンバーと話し合いながら迅速に決めることができるので、スピード感を持って進めることができています。

また、チーム作りにおいては既存事業で扱っていなかった新しい技術分野のエンジニアが必要なので、社内の異動ではなく社外からの採用が必要になります。採用にあたって、テックリード視点では「どんな技術領域を得意とするエンジニアが必要か」を、マネージャーの視点では「どんな方がチームや会社のカルチャーにFitするのか、」を考える、というようにそれぞれで視点が違うため採用可否について意見が分かれることもあります。EM職ですとその両方の観点で判断する必要があるので、多少難易度は高くなるもののスムーズに採用活動を進めることができるメリットが大きいと感じています。

– 逆に、大変なところはどんなところですか?

これは私が所属しているプロジェクトが0→1のステージという事もあるかもしれませんが、あまりにやることが多く毎日が忙しいところでしょうか。
テックリードとしては、様々なTechイベントやセミナーに参加するなど技術動向の情報収集をしたい。一方で、マネージャーとしては人材育成やコストコントロール、お客様対応などと、やることは沢山あります。
この両方をきちんとやろうとすると単純に2倍の時間が必要です。新規のプロジェクトで既存基盤が無い所からのスタートになるため、チームメンバーへ委任できないことが多く、自分が前線でお手本を作らなければならない難しさもあります。全部自分でやりたい気持ちもあるのですが、どう考えても時間がたりませんし、何より仕事をメンバーに渡していくこともマネージャーの役割。メンバーとの基本の1on1はリーダーに任せたり、情報収集のためのイベント参加も割り振るようにしています。
こうして割り振りを考えたり、相手に何を期待しているかを伝えたりすること自体が、私自身の成長に繋がっていると感じています。

それでも思うように行かないと自分を否定してしまいそうになりますが、そんな時は「まだ途中のStepだから今はこれでいい」と考えるようにしています。
お客様へのコンサルティングでは「いきなりTo Beを目指さなくていいんです。Can Beを着実に積み上げていきましょう」とお伝えしています。これはまさに自分たちにも当てはまると思っていて、お金も時間もリソースも有限の中で自分たちなりに精一杯やっている以上、それを否定せず前向きに取り組むようにしています。

– EM職に進むことを検討している方にアドバイスをお願いします

事業戦略に基づき自身のスキルを最大限に活かして、裁量を持って新規事業や既存事業の拡充を担いたいという方は是非EM職を目指してください。事業の責任者として動くため日々奮闘することも多いと思いますが、そのやりがいや事業のステージが変わっていく面白さはこの職種でしか味わうことができないと思います。
EM職を目指す上でのアドバイスがあるとすれば、それは情熱かと思っています。EM職のカバー領域はテックリードからマネジメントまでと幅広く、自身のスキルだけではカバーできない部分もあります。そういった点はパッションでカバーするしか無いと私は考えています(笑)中長期的にはできるように成長すべきですが、短期的な課題は勢いで乗り越えるしかないです。
あと、ワクワク楽しくやること!最前線に立つため、信じられないような事件事故も起こります。そんなことに一喜一憂していても結局は前に進むしかないので、最終的には前に進もうとする情熱が大事なポイントになるかと思っています。

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