セルフサービス型プラットフォームによる

クラウドネイティブ・マイグレーション

ハードウェアのEOLが間近、運用含め高コスト構造となっているシステムはありませんか?
AzureのPaaS、コンテナ、IaC、CI/CD等を活用したモダンなシステム構成にマイグレーション(モダナイズ)することで、DX時代を耐え抜く価値あるシステムに生まれ変わると共に、開発組織の体制を見直すきっかけにもなります。

人材不足が原因で
運用課題を抱える多くのシステムが
DXの足枷に

DXが加速する中で、システムが持つ役割はより重要になっています。競争を勝ち抜くため、システムは顧客の要望をいち早く取り入れ高頻度でリリースを行う必要があります。また、機会損失やユーザー満足度を下げないため、システム運用の重要性はさらに高まっています。専門性を持ったIT人材の不足が叫ばれている中、企業ではこうした問題に立ち向かっていく必要があります。

一方で、物理マシンやIaaSを中心に構成され、手動での構築・パッチ適用などのオペレーションが多く残っているオンプレミスやクラウドのシステムがいまだに散見されます。このようなシステムを放置していると、以下のような課題に直面します。

  • OSのEOLに伴うシステムの入替え対応、ミドルウェアのパッチ・脆弱性管理、
    アクセス増加に伴うシステムスケールアウト対応などの運用負荷の増大
  • 手動でのデプロイや設定変更によるオペレーションミス、運用の属人化
  • パラメータシートなどのドキュメント更新が追いつかない
  • 新しい環境やシステム拡張時の払い出しに時間がかかり、開発の生産性へ影響

顧客価値のデリバリを加速させる
IaCによるセルフサービス型プラットフォーム

これら課題を解決するためには、AzureではPaaSやコンテナサービスを積極的に活用することが最善の選択です。PaaSを利用すれば、面倒な基盤レイヤーの運用メンテナンスをMicrosoftに任せることができます。また、コンテナサービスを利用すれば、スケールアウトなどのオーケストレーションが容易に行なえます。

さらにAzureの構成管理にInfrastracture as Code(Terraform Cloud)を活用し、コードはGitHubに格納することで以下を実現します。

  1. コードパラメータとバージョン管理
  2. デプロイプロセスの整備と自動化
  3. ガバナンス担保
  4. 開発者でも容易なスピーディな環境払い出しとシステムの拡張

システム品質を向上し、変化に強いシステムを作り上げると共に、運用維持コストを最小限にすることで、TCO(Total Cost of Ownership)を大幅に削減します。

また、海外では現在プラットフォームエンジニアリングが注目されています。アプリケーションのデリバリとビジネス価値の創出を加速させるため、インフラストラクチャ・オペレーションは、コードにより全て自動化します。開発者が低レイヤーの専門性を持たずとも、必要なタイミングで環境の払い出しや拡張が可能なようセルフサービス型プラットフォ-ムとして提供することで、開発者エクスペリエンスと生産性を向上させます。開発者のエクスペリエンスを最適化することは、顧客価値のデリバリを加速させることに繋がります。
また、このような仕組みの土台を作り上げることは、お客様の組織のあり方を見つめ直す機会を得ることができます。

高い技術力で内製化までをサポート

わたしたちは、マイクロソフトのパートナー制度 Microsoft AI Cloud Partner Program(MACCP) において、以下の認定を受けています。

DevOps with GitHub on Microsoft Azure(Specialization)

Digital & App Innovation Azure(Solutions Partner)

Infrastructure Azure(Solutions Partner)

Data & AI Azure(Solutions Partner)

上記に加え、GitHub、Hashicorpそれぞれとパートナー契約も締結しています。
これにより、弊社で制作したAzureの初期導入ガイドラインの提供、Azureのサブスクリプションの月額請求やGitHub Enterprise*、Terraform Cloud*のサービス導入等を弊社がまとめて提供する事が可能になっています。

GitHub Enterpriseとは

GitHubが提供する、開発者支援のための統合プラットフォームです。企業利用を想定したセキュアな機能を多く利用できます。また、コード管理のリポジトリだけではなく、GitHub Actions , GitHub Advanced Secuity , GitHub Copilot、GitHub Codespacesなど開発者を支援する様々なサービスの一元管理が可能です。

Terraform Cloudとは

Hashicorpが提供するTerraform実行環境のマネージドサービスです。権限管理やデプロイ自動化のためのワークフロー、コード再利用を行うためのプライベートリポジトリの提供など、Terraformを組織で利用する際に考慮が必要となる様々な機能を利用できます。

サービス詳細

PoC / パイロットプロジェクト 支援費用

¥2,000,000~

(システム規模やスコープに依存)

  • Azureのシステムアーキテクチャ設計
  • 開発環境をいち早く作成し、お客様システムを動かし、アーキテクチャの考慮漏れや移行リスクなどを分析する
  • ハンズオントレーニング

システム設計・構築費用

¥4,000,000~

(システム規模やスコープに依存)

  • PoC / パイロットプロジェクトの分析をもとにアーキテクチャ設計見直し
  • ステージング / 本番環境構築
  • 単体試験 / 結合試験
  • 本番移行支援

Platform Engineering推進支援

要相談

  • Q&A、トラブルシューティング、運用改善支援(チケット制、チームジョイン型のいずれか)
  • 開発者の認知負荷軽減と開発者体験向上を目的とするPlatformチーム立ち上げ支援
  • 開発者ポータル立ち上げ支援、Backstageのプラグイン開発
  • Developer向け開発コンテンツ提供・保守(サブスクリプション型)

実施費用の一部(最大200万)を無償提供可能*

※MicrosoftのSpecialist DevOps with GitHubパートナー認定済のため、申請可能
※GitHub Enterprise 製品スイートの導入 , 年間のAzure消費予定額 など申請条件あり
※承認後に、無償提供額が確定(最大とは限らない)

支援スケジュール概要

ご支援は下記のプロセスの実施を想定します。お客様のご要望や環境準備の手配などに応じて変更する場合があります。

システム構成例

クラウドネイティブ・マイグレーションに関する
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