AIセルフサービスポータルがDevOps推進のカギ

開発者ポータル立ち上げサービス
for Backstage

セルフサービス型で機能する開発者ポータル(Backstage)の導入は、開発者体験を高め、DevOps推進・拡大への近道となります。本サービスでは、弊社が開発者ポータルの構築と機能拡張を提供し、顧客システムごとにカスタマイズしたポータル活用の立ち上がりをお手伝いすることで、エンジニア組織のアジリティの向上とエンジニアリソースの効率化を実現できます。

概念図

開発者ポータルを中心としたPlatforming Engineeringの推進

*“Backstage” はSpotify社が開発し、その後Cloud Native Computing Foundation(CNCF)に寄贈されたオープンソースプロジェクトです。Apache Licence, Version 2.0で公開されています。
Backstageはサービスを一元化しツールを標準化することで、開発体験を合理化します。標準化により、自律性が制限されるのではなく、エンジニアはインフラストラクチャの複雑さから開放されます。そのため、迅速かつ安全にシステムの構築と拡張を行うことができます。Backstageは開発組織のエコシステムを支援するソフトウェアです。

システムの拡大で
エンジニアの残業や離職が増え続けていませんか?

近年、いくつかの要素が同時に進行しており、以下のような影響が現れています。

①クラウドサービスやDevOpsツールの増加、AI技術の進化などによる、エンジニアが習得すべき技術の急増とそれによる習得レベルのばらつき

②システム拡大に伴う開発チームの増加と、開発チームごとの異なるシステムアーキテクチャ採用によるナレッジのサイロ化

こういった状況は開発チームの認知負荷を増大させ、インフラチームをさまざまな作業に追われる状況にしています。また、全体的なエンジニアリングリソースも不足させ、エンジニアの働く環境を悪化させる傾向があります。

Platform Engineering(プラットフォームエンジニアリング)という
新たな考え方と手法

そのような背景を受け、クラウドやDevOpsツールのセルフサービス化を推進する「Platform Engineering(プラットフォームエンジニアリング)」という新たな考え方と手法が急速に広まりつつあります。Platform Engineeringでは、開発に必要な情報を一元的に可視化し、開発に関連する問い合わせや作業依頼といった事項をセルフサービス化、リードタイムを大幅に短縮またはゼロにすることで、開発効率を中心にエンジニアの作業効率が劇的に改善されます。その結果、開発チームの開発者体験が向上し、ビジネスロジックに専念できます。

開発者セルフサービスポータル(Backstage)はPlatform Engineeringのスタート地点であり、中心であり続ける機能です。セルフサービス化を組織に展開するための入り口と、その後の道標として機能します。

AIも活用した開発ポータル立ち上げ並走支援で
Platform Engineeringを手の内に

開発者セルフサービスポータル(Backstage)は、各社の状況に応じて、さまざまなプラグインを組み合わせて柔軟にカスタマイズできます。しかし、その高い柔軟性から、初期段階では技術的な理解や多量の情報収集が求められ、開発組織にとってはその学習過程がボトルネックとなる可能性があります。
弊社のサービスでは、初期構築だけでなく、これまでに蓄積したノウハウを活用してPaaSやクラウドネイティブ環境への接続、さらにはパートナー企業であるGitHubやHashiCorpなどの製品との統合を含めた構築・接続を行うことが可能です。また、その後の内製化を推進するための並走支援もいたします。
また、一部機能が十分でないBackstageのドキュメント検索機能の代わりとして、弊社が独自に開発したAzure OpenAI Serviceを利用したドキュメント検索機能をプラグインとしてご提供することも可能です。
今後、他の独自拡張機能もリリース予定です。

※2024年にはマネージドサービス化を行い、様々な機能を定額のサブスクリプションで提供する予定です。

本サービスの概要

開発者ポータルの構築(Backstage)と機能拡張を提供し、ポータル活用をお手伝いすることで、
エンジニア組織のアジリティの向上とエンジニアリソースの効率化を実現します。

初期導入 基本パッケージ

導入に関する基本ヒアリング基本機能

  • Backstage本体と基本キーワード検索設定
  • GitHub Repository連携(Catalogインポート、TechDocs連携)
  • GitHub認証連携

※Bakstageのバージョンアップ付帯(初年度 1回限り)

概ね1ヶ月程度を想定
パッケージ価格となっております。
詳細はお問い合わせください。
導入プラグイン選定と構築

公開されている既存プラグインの選定と導入(最大4つまで)

パッケージ価格となっております。
詳細はお問い合わせください。

次年度以降のバージョンアップ保守

年 1回のみ
パッケージ価格となっております。
詳細はお問い合わせください。

OpenAIドキュメントサービスプラグインと接続

パッケージ価格となっております。
詳細はお問い合わせください。

その他独自プラグイン開発・提供・運用

個別に対応いたします

サービス提供形態

Platforming Engineeringの提供形態

エーピーコミュニケーションズが選ばれる理由

わたしたちは、Platform Engineeringの中心となる概念である開発者ポータル"Backstage"に注目し、国内コミュニティでの紹介を行うとともに、機能検証、周辺ツールとのプラグイン検証、ブログでの情報提供を実施してきました。また、Platform Engineeringとの連携が必須なツールを提供するGitHub社や HashiCorp社、その他Kubernetes関連のエコシステムパートナーとのパートナーシップを推進し、サポート体制も拡充してきました。

弊社では、上記にこれまでの内製化のノウハウも組み合わせ、お客様の様々な環境やスキルの状況に合わせた、開発組織全体へのセルフサービス化の展開を強力に推進していくことが可能です。

開発者ポータル立ち上げサービス for Backstage
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