株式会社エーピーコミュニケーションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役:内田武志、以下「当社」)は、データブリックス・ジャパン株式会社(以下「データブリックス・ジャパン」)が主催する実践的なハンズオンイベント「OpenHack for AI Agent & Data Intelligence〜たった1日で、最新の Data&AI 技術である “MCP × AI Agent × Data Agent × BI” を一気に体験!!〜」において、当社エンジニア5名が講師として参加しました。
当日は、AIによる自然言語分析やノーコードでのBIダッシュボード構築、マルチエージェント構成の設計など幅広いテーマを扱い、参加者との活発な議論とフィードバックを通じて、データ&AI技術の実践的な活用に貢献しました。
◆イベント概要
本イベントは、最新のDatabricks AI / Azure AIを徹底攻略することを目的とした、開発者向けの短期集中型ハッカソンイベントです。Microsoft Azure(以下、Azure)の環境を使用し、実際業務や企業課題に沿ったシナリオで実践することで、Azure並びにAzure Databricksの習熟を高め、多様なデータ分析やエージェントアプリケーションの開発、実装、運用の方法も学習することを目指しました。
このOpenHackでは、Azure Databricksなどを活用し、Azure上で自社データと生成AIモデルを活用したデータ分析を参加者自らこなせるように支援。また、話題の生成AIを使った最新機能やシナリオについても触れました。開催期間中は各チームにテックコーチがつき、チームで課題を解決するサポートを行いました。
◆当社の支援内容と参加者の反応
当日は、Genieによる自然言語でのデータ問い合わせにおいて、ユーザーの質問に沿った回答を安定的に導き出すための設定や指示、セマンティックモデルの定義に関する質問が多く寄せられました。参加者には条件を変えながらチューニングを実践してもらい、その回答結果に基づいたフィードバックを行いました。
参加者の関心が高かったAI/BIダッシュボードの機能に関しては、複雑なSQLを記述せずにUI操作でダッシュボードを作成する方法を中心に解説しました。
また、マルチエージェント構成については、その採用理由やメリットに関する質問があり、複数のMCPサーバーとの連携を容易にするためのアーキテクチャについて、参加者と活発なディスカッションを交わしました。
参加者からは、「座学だけにとどまらず、実践的なAIエージェントの構築経験ができてよかった」といった感想が寄せられました。また、ダッシュボードコンテストでは、AI/BI Genieを効果的に活用してダッシュボード作成をしたチームがあり、使用者の分析手順を想定したウィジェット構成と見事に整理された内容が大きな反響を呼びました。
◆講師のコメント
ACS事業部 Data / AIチーム 永里 洋(ナガサト ヒロシ)
今回は、発表間もないDatabricksの生成 AI や Model Context Protocol(MCP) を取り上げ、ハンズオン形式で学べる教材を用意する中で、私自身も最新トレンドを現場感覚で深める貴重な機会となりました。
ハッカソンの最中には「実務へどう組み込むか」「チームでの運用をどう設計するか」など、参加者の皆さまから鋭いご質問や斬新なアイデアをいただき、終了後の振り返りでも実践的なご意見を多く頂戴しました。
これらの学びと気付きを社内外に還元し、データと AI が創り出す新しい価値を共に広げていけるよう、今後も研鑽を重ねてまいります。
引き続き皆さまと共に、データ & AI エコシステムの可能性を切り拓いていけることを楽しみにしております。
グローバル Data+AI事業部 Lakehouse部 エンジニアリングマネージャー 阿部 和貴(アベ カズキ)
発表されたばかりの機能やエージェント構築といった実践的なコンテンツのため、難易度は高かったと思います。しかし、少ない時間の中で集中して取り組んでいただき、最後まで走り抜いていただき嬉しく思います。本イベントを皮切りに、DatabricksのAIエージェントやBI機能を様々なユースケースに適用いただければ幸いです。
ソリューションアーキテクト 陳 穎雯 (チェン インウェン)
今回は「教える」というよりも、「共に考える」というスタンスで臨みました。
参加者の皆さんは会社の垣根を越えて、非常に活発な議論を交わしていました。
限られた時間の中でチーム作業にも取り組み、課題解決への熱意がひしひしと伝わってきました。
私自身も、参加者の皆さんから多くの学びを得ることができた、大変有意義なイベントでした。
ソリューションアーキテクト 鄭 收娥(ジョン スア)
今回のOpen Hackでは、さまざまな背景を持つ参加者の皆さんが短時間でアイデアを具体化し、成果物(BIダッシュボード)にまとめていく過程を見ることができ、大変印象的でした。
各チームの異なるアプローチから多くの気づきを得ることができ、私自身も学ぶことが多くありました。
今回、Databricksプラットフォームを活用して新しい技術に取り組んだ経験が、参加者の皆さんの実務に少しでも役立てば幸いです。
グローバル Data+AI事業部 グローバルエンジニアリング部 ソリューションアーキテクト 儀保 宣貴(ギボ ノリタカ)
2年前のOpenHackでは受講者として参加しましたが、今回は講師という立場で参加させていただきました。講師としての参加ということもあり、事前に教材の内容や、OpenHackで扱う周辺技術について多くの時間をかけて学習しました。当日は、受講者の皆さんが互いに積極的に助け合いながら課題に取り組む姿が印象的でした。特に、ダッシュボード作成の課題では、Tableauのエキスパートの方がいたり、チーム内で役割分担をしながら効率的に作業を進めたりと、それぞれの強みを活かして協力する様子がとても素晴らしかったです。
私自身も、講師という立場を通じて最新の技術に触れることができ、大変有意義な機会となりました。
◆開催概要
イベント名 :OpenHack for AI Agent & Data Intelligence (別称:OpenHack for Lakehouse)
開催日時 :2025年6月24日(火)10:00 - 19:00
会場 :日本マイクロソフト品川本社
主催 :データブリックス・ジャパン株式会社
共催 :日本マイクロソフト株式会社、株式会社エーピーコミュニケーションズ
開催形式 :オフライン(対面参加)
参加費 :無料
対象者 :データサイエンティスト、データエンジニア、アナリストなどデータを扱っている方
イベント情報: https://www.ap-com.co.jp/pressrelease/post-11960
本件に関するお問い合わせ先
株式会社エーピーコミュニケーションズ 広報担当
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