PRESSプレスリリース

2018.05.08

『NEEDLEWORK』 Version3.0.0をリリースしました

『NEEDLEWORK』のアーキテクチャ変更を行い、「テスト速度の高速化」「環境構築工数の更なる削減」を実現したVersion3.0.0を2018年5月8日にリリースいたしました。

◆Version3.0.0での変更点

■テスト速度の高速化

旧バージョンのおよそ50倍のテスト速度高速化を実現いたしました。
高速化により、今まで以上に活用の幅が広がるものと考えています。

(活用例)
● テスト粒度を高め品質向上
テスト速度の高速化により、これまで時間的に実施が難しかった膨大なIPアドレスやポート範囲のテストを実施することが可能となり、時間をかけずにテスト品質の向上を実現します。

● 要件変更への迅速な対応
ファイアウォールの要件変更が生じた場合も、テスト環境構築やテスト実施を短時間で行えるため、要件変更への迅速な対応が可能となります。

● 構築中の設定確認にも活用
新しい機器やOSへリプレースする際、トラフィックを流し、設定の妥当性を確認しながら構築を行うことが可能となります。

■環境構築工数の更なる削減

旧バージョンでは、NEEDLEWORK自体のテスト用ポートそれぞれにIPアドレス、VLANTagの設定を行う必要がありましたが、本バージョンからテスト用ポートの設定が不要になりました。
NEEDLEWORKは通信に必要なIPアドレスを自動で生成し、ファイアウォールからのリクエストに自動で応答します。

このように、NEEDLEWORK自体が持つテスト用ポートのIPアドレス設定が不要になったことで、NEEDLEWORK側のポートアサインを考慮する必要がなくなり、テスト対象ファイアウォールと任意のポートで接続するだけでテストを行えます。

VLANTag設定はテストシナリオ(CSV)に記述する方式に変更となり、テストに必要な全パラメータをテストシナリオに含むことが可能になりました。(テスト実施に必要な設定箇所を1箇所に集約しました)

上記変更により、環境構築における、工数・トラブル要因を更に削減いたしました。

今後もお客様のニーズをキャッチし、さらなる価値の提供を行えるよう改善・機能追加をしてまいります。

▼プレスリリース(dreamnewsサイトへリンク致します)
https://www.dreamnews.jp/press/0000173240/

▼『NEEDLEWORK』サービスページ
https://www.ap-com.co.jp/ja/needlework/