ABOUTTUF研修

熱狂できるキャリアパスを創出

TUF研修

研修で職務経歴書に記載できる実績をつくる

課題

社内大学であるAPアカデミーの技術研修は、これから技術を習得しようとする人の取っ掛かりとしては、とてもよい制度です。しかし残念ながら、その研修を受講するだけではお客様から“実績”として認めていただくことはできません。
これは、APアカデミーの技術研修に限らず、社外の有償の研修や技術資格も同じ。
即戦力を求めるお客様が重視するのは『何を勉強したのか』よりも、『どんな運用を、構築を、設計を経験したのか』という“実績”です。
では実績を積むために必要なものは何かーーそれは“案件”です。
しかし、案件は実績がないとなかなかいただくことができない。そんなスパイラルが課題となっていました。


ソリューション

TUF(Technical Use for the Future)研修。
2018年から始まったこのTUF(Technical Use for the Future)研修の目的は「職務経歴書に記載できる実績づくり」。実施する技術領域は事業計画や世の中のトレンドなどを鑑みて決められます。

研修の進め方は「これをこうすればこうなります」というチュートリアル的な内容ではなく、「こんな感じのものをつくってください」と要件だけを提示し、そのプロセスは一切示さず、受講者自身がとことん自分で考えて手を動かすようなカリキュラムになっています。カリキュラムによって一人で何かを構築するパターンもありますが、受講生同士でレビューをしあったり不明点を教えあったり、講師に質問したりというように、ただ黙々と手を動かすだけではなく、様々な人たちとコミュニケーションを取りながら進めるというのもひとつの特徴です。

これはエンジニアの仕事において、コミュニケーションは技術と同じくらい重要なスキルであり、そういったスキルもこの研修を通じて高めて欲しいと考えているからです。



効果

キャリアアップの実現
-Windows系サーバの運用保守業務からパブリッククラウド設計・構築業務へ
-情シスでの申請・調達・調整オペレーションからクラウド基盤の運用へ
-オンプレシステムの輪番運用業務から、上流の設計・構築業務へ


今後の展開

2020年度でTUF研修は3期目を迎えます。
開講当時は、制度の立ち上げもカリキュラム作成も手探りで、様々な課題がありました。受講者の受講時間確保や講師の負荷が想定以上に高まってしまったり、カリキュラムの難易度が高過ぎて脱落者が出てしまったり。 今後は、こういった課題をどう解決するかを軸に、いずれはお客様から『こういう経験を持ったエンジニアか、TUF研修を受けたエンジニアを』とご指名いただけるようになればと考えています。

2020年8月17日