PRESSプレスリリース

2019.10.31

ネットワークテスト自動化アプライアンス「NEEDLEWORK」をアップデート ― 負荷テスト機能を追加

NEEDLEWORK

株式会社エーピーコミュニケーションズは、ネットワークテスト自動化アプライアンス『NEEDLEWORK (ニードルワーク)』に負荷テスト機能を追加したNEEDLEWORK Version 5.0.0を2019年10月31日にリリースいたしました。

◆アップデート内容
・ ネットワークテスト機能(並行Ping、トレースルート)を追加

負荷テスト機能では、テスト対象機器に大量のトラフィックを送信し、スループット・パケットロス率の測定を行います。負荷テストは環境の用意が難しく、実施のハードルが高いテストでしたが、NEEDLEWORの負荷テスト機能を利用することで容易に実施することが可能になりました。

負荷テスト機能の特徴

●マーキングに対応
DSCP、IP Precedence、ToSによるマーキングが可能で、QoSの優先制御・帯域制御の確認にも利用できます。

●細かな通信設定
テストトラフィックの「パケットサイズ」「最大PPS」を設定可能なため、環境に合わせたチューニングが行なえます。

●複数のシナリオを同時実行
最大10個のシナリオ(送信元、宛先、ポート番号等の組合せ)を同時実行することが可能なため、複数の条件でテストが可能です。

●テスト結果をわかりやすく表示
テスト結果はリアルタイムで管理画面に表示され、テスト終了後はグラフでの表示が可能です。
また、エビデンスとしてテスト実行結果の詳細を出力可能です。

<構成イメージ>

<画面イメージ(負荷テスト実行画面)>

<画面イメージ(負荷テスト結果グラフ)>

◆『NEEDLEWORK(ニードルワーク)』について

『NEEDLEWORK』は、ネットワーク構築後に実施する各種テスト(※)を自動で実施することができる小型のアプライアンスです。全てのテストは本製品が自動処理するため、人的ミスを限りなく「ゼロ」にするとともに、エンジニアにとって大きな負担となっていたテスト工数を大幅に削減します。機器本体だけでテストが実施できるため、テスト環境を構築する時間も不要になります。

※以下のテストに対応
・ファイアウォール、ルータ等のACLに対するポリシーテスト
・ネットワークテスト(経路、通信断時間測定)
・負荷テスト(トラフィック)

「本製品により、ネットワークエンジニアの負荷を下げ、エンジニアのスキルアップや次のキャリアに繋がる、より高度な業務に取り組めるようになって欲しい」―――そんな想いからNEEDLEWORKを開発しています。
また、人口減によってITエンジニア不足が加速するこれからの時代に生産性を高める具体的な方法として多くのシーンで利用されることを心から願っています。

◆製品
・製品名 : NEEDLEWORK (ニードルワーク)
・サービスサイト : https://www.ap-com.co.jp/ja/needlework/

本件に関するお問い合わせ先

株式会社エーピーコミュニケーションズ 広報担当
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