ABOUT選べるインセンティブ制度

パフォーマンスを最大化できる環境を創る

選べるインセンティブ制度

カタログギフトのように自分で選べるインセンティブ制度

課題

当社では期間内で高い評価を得た社員に対して、金銭的なインセンティブとは別に有料の社外研修を受ける権利や最優先キャリアチャレンジ権(異動希望を所属ラインを超えて人事に直接申し込める)などを付与していました。
さまざまなインセンティブを実施していく中で、社員ぞれぞれが求めているものは違うということを実感し、個々の社員のニーズにあったインセンティブ制度を実施することはできないかと考えました。

 


 

ソリューション

「選べるインセンティブ」
お金には代えがたい経験を提供するカタログギフト的なインセンティブ制度です。複数のメニューの中から、社員自身が希望するメニューを選択できます。メニューは利用率の高かったものを次年度に残しつつ、毎年新しいものを追加しています。

<2020年度選べるインセンティブメニュー>
▼研修/イベント参加
社外の有料イベント、有償研修を参加/受講することができます。各種イベントや研修の参加/受講費用及び予め費用に含まれる書籍や機材費用等が対象となります。

▼フィットネス(スポーツクラブ等)
健康増進を考えて始めようと思ってもなかなか始められない方に、身体を動かすきっかけ作りを支援します。金銭的な理由でスポーツクラブやフィットネスジムなどの利用を躊躇していた人の体力強化や健康課題の解決をサポートします。

▼パソコン等購入支援
パソコンまたはディスプレイなど周辺機器購入にかかる費用を一部負担するものです。人事制度における「個人の能力向上」を目的に、パソコンなどの機材購入を支援します。

▼ランチオーナー
ランチオーナーの権利を取得した社員が、他の社員を誘ってランチに行く際に費用を負担するものです。チームや部を跨いだ横のつながりの強化、コミュニケーションを促進することを期待しています。

▼社内インターン
チームや部、グループを問わず役職や業務を1日体験できます。現在の業務以外のことに触れる機会を設けることで、社員の”キャリアを考える幅”がひろがります。

 


 

効果

会社に与えられるものから自分で選べるものに変わることで、受け取る社員にワクワク感が生まれてくるのではないかと思います。また、毎年メニューを更新していくことで社員の求めているものが何かを把握できるようになりました。

また、半年間全社員を巻き込み、企業理念に対する疑問点を解決する場をつくれたことで、取締役と社員の相互理解が進みました。実施後のアンケートにおいても回答者の90%の社員が「この手法で実施してよかった」、80%の社員が「社員の声が尊重されている内容である」と好意的に受け止めてくれました。

 

<利用者の声(社内インターンを選択)>
コロナ禍でリモートワークになり、他チームのメンバーと直接会えるイベントがなくなってしまい、どうやって情報をキャッチアップしていこうかと考えていたところ、「選べるインセンティブ」をもらえることに。「社内インターン」なら直接情報をキャッチアップする機会を補填できるのではないかと思い、これを選びました。
社内向けサービスを開発しているチームでインターンをさせてもらったのですが、メンバー全員の真摯に取り組む姿にサービスへの強い思いを感じました。新しい視点で自チームの仕事を見ることができるきっかけにもなり、とても良い経験になったと思います。

 


 

今後の展開

この選べるインセンティブ制度をきっかけに従業員体験(EX)を高め、モチベーションや満足度の向上に繋がることを期待しています。社員のニーズに合わせて、今後も毎年メニューをアップデートさせていきたいと思います。

2022年4月26日